あるプロジェクトのソース分析を行う必要があったので、
まずはソースファイルの一覧をExcelに出力してみることにした。
treeコマンドがいい感じで階層出力してくれるのだけど、
それをそのままExcelに持っていくと文字化けするので、
treeコマンドから一旦JSON形式で階層情報を出力し、
それをnodejsスクリプトで変換してcsvに出力する方法をとった。
treeコマンドで「-J」オプションを指定するとJSON形式で出力してくれる。
$ cd <プロジェクトディレクトリ> $ tree -J > file_tree.json
こうやって出力したjsonを下記のスクリプトでCSVにコンバートする。
階層毎に列がインデントされるようにして、
Excel上で拡張子でフィルタリングできるようにファイルの拡張子を出力する。
filetree2csv.js
//treeから出力したJSONをrequireで読み込み var fileTreeJson = require('./file_tree.json'); var path = require('path'); //カンマの繰り返し出力のためのfunctionをStringに追加 String.prototype.repeat = function (num) { for (var str = ''; (this.length * num) > str.length; str += this); return str; }; var parseFileList = function (level, fileNo, fileList) { fileList.forEach(function (file) { if (file.type != 'report') { var line = ''; var type = ''; if (file.type == 'file') { fileNo += 1; line += fileNo; type = path.extname(file.name); } else { type = 'dir'; } line += ',' + type; line += ','.repeat(level) + file.name; console.log(line); if (file.type == 'directory') { fileNo = parseFileList(level + 1, fileNo, file.contents); } } }); return fileNo; }; parseFileList(0, 0, fileTreeJson);
これを、下記のコマンドで実行する。
$ node filetree2csv.js > file_tree.csv
出力されたCSVをExcelで開き、タイトル行や罫線を整えたら、
ファイル一覧資料として使える。