ほんじゃーねっと

おっさんがやせたがったり食べたがったりする日常エッセイ

我が子に海外旅行の魅力を伝えるために架空の旅行写真をつくる

家族で海外旅行に行きたい。 ハワイとかヨーロッパとかタイとかオーストラリアとか家族で行ってみたい場所がいくつもある。行く気もあるし休みも取れそうなのだけど…問題は子どもたちがカケラも興味を持ってくれないということだ。 あの夢の国ディズニーリゾ…

名探偵になるためだから

年齢を重ねるにつれ、何かを続けることの大事さというのをひしひしと感じるようになる。今の自分に残っているものが「やめなかったこと」だけだと分かってくるからだ。 そうなると何かを新しく始める場合も必然的に「長く続けること」を前提として考えること…

君になら踏まれても

先にお伝えしておくと、これは私の「女性に顔を踏まれたい」という性癖をカミングアウトする話ではない。また、以前書いたお話で開きかけた「裸足フェチの扉」をさらに大きく開け放ったという話でもない。 なのでどうか安心して読み進めてほしい。 blog.honj…

洗濯機はプレッシャーを感じない

ここ数日間、我が家の洗濯機に引退を勧めている。 ゴトゴトとまわる洗濯機の前で「君はもう十分働いた」「毎日働き続けて疲れただろう」「後のことは任せろ」と執拗に声をかけ続けている。 聞こえているのかいないのか、今のところ一向に退く様子がない。 私…

好きなものをキャラクター化してみたら

「はたらく細胞」が実写映画化されるらしい。佐藤健が白血球になって暴れまわるというだけでもう面白そう。 wwws.warnerbros.co.jp 原作漫画が発売された当時は「細胞の擬人化」という斬新な設定が話題になった。それから10年くらい経った今はあらゆるもの…

私はメキシコに行きましたか?

記憶というのは、それが遠い過去であればあるほどぼんやりしてくるものだ。 40代にもなると幼少の頃の記憶なんてもはや、ラノベで異世界転生した主人公が高熱を出して思い出す前世の記憶と同じくらい曖昧なものになっている。 そんな幼少期の記憶らしきも…

とびら開けて

ねえ、ちょっとおかしなこと言ってもいい? というのはディズニー映画「アナと雪の女王」の序盤でアナとハンスが歌う「とびら開けて」という曲の歌い出しの歌詞だ。しっかり覚えている。何回も聴かされたから。 アナ雪はうちの娘たちが大好きなディズニー作…

消えたカスタードパイ

人間として40年、親になって10年以上が経つベテラン大人だが、それでも先のことを読むのは難しい。特に天気と娘の気持ちの読みはだいたい外してきた。 私は基本的に在宅勤務なので会社に行くのは年に1、2回くらいだ。しかしなぜかそういう日に限って電…

たまごサンドのお願い

思春期の子どもと暮らしていると、お願いを聞いているのに怒られる、という理不尽な扱いを受けることがままある。 質問をしすぎると「断る理由を探してるんでしょ!」と誤解して「もういい!」と怒って行ってしまったり、何も聞かずに「いいよ!」と答えれば…

思い出させないで、笑っちゃうから

ある日の夕食がそろそろ終わろうという時間、私はちょっとした危機に瀕していた。 思い出し笑いに襲われたのだ。 少し前に読んで笑ったエッセイの内容を思い出してしまい、笑いがこみ上げてきて吹き出しそうになった。どうにかギリギリのところでこらえ、ニ…