ほんじゃーねっと

おっさんがやせたがったり食べたがったりする日常エッセイ

運動会で開会スピーチ

土曜日は子供が通っている保育園の運動会でした。

例年は楽しんで感動するだけで終わるのですが、 今年は保護者会の役員に選ばれており、 開会式でスピーチをするという大役を仰せつかってしまいました。

かなり緊張してたのですが、 保育士の先生方から優しい言葉をかけられたり、 園児たちの「おはようございまーす」という声に励まされたりして 何とか準備してたことを伝えることができた気がします。

大勢の人の前で話す機会というのはあまりなくて、 仕事でも年に数回くらいなのですが、 一度にたくさんの人に自分のことを知ってもらうには 大変いい機会だと思っているので嫌いではありません。 (毎回緊張でガチガチになりますが)

例えば保育園の先生や同じクラスの園児の親との関係でも、 数ヶ月に一度顔を合わせるくらいではなかなか信頼関係が できるものではありませんが、自分の気持ちなんかも入れながら スピーチをすると、それだけで自分の人物像が伝わって、 それなりに信頼度がアップする気がします。 相手からしてもスピーチの内容をとっかかりにして話しかけやすくなります。

普通に1対1で話しかけても自分のことを知ってもらうことはできますが、 大きく異なるのは、他のみんなに対しても同じことを伝えており、 それをみんなが知っている、というところだと思います。 みんなの前で、「私はこういう人間です」と宣言しているようなもので、 実際に1対1で話したことがなくても、話したことがあるように感じます。

なので、案外コミュニケーション下手な人間こそ、 人前で話す機会を増やすと良いんじゃないかと思っています。 何と言ってもスピーチは練習できますので、たくさん練習すれば自信を持って話せますし。

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