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二人きりでする会話

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子どもたちが成長してきて、習い事や遊びで個別で出かけるようになってくると、家で家族の誰かと二人きりになる、という機会が増えてきます。そんな時の二人の会話は、いつも家族で話すのと同じような話題でもいつもとちがう、二人の時にしか生まれない会話になります。

例えば家族みんなで過ごしている時に長女が「こないだ友達がこんなこと言ってた」「学校でこんなことがあった」ということを話していると、途中で次女が「わたしはその時こうしてたよ!」と入ってきて話題が変わったり、私や妻が思ったことを返したりして、「みんなでの会話」になります。長女が話す内容はそこにいる「みんなを意識した」内容になり、それに対して他の家族が返す内容もまた長女だけでなく、「みんなを意識した」返答になります。

でも長女と私二人だけの時は、お互い相手しかいないわけですから、長女は次女に分かるように話す必要も次女に聞かせたい内容かどうかを考える必要もなく、ただ私に聞かせることを考えて話します。私が返す言葉も長女だけに向けた言葉になります。それは同じテーマであっても、家族がいる時とはちがう会話になります。相手が一人しかいない分、色々考えたり気を使ったりすることなく、ただその一人のことだけ考えて、より自由に話せるということなのだと思います。

次女や妻と二人で話す時も、父親や母親と話す時も同じです。二人きりで話す時、その会話はその二人の時用の会話になります。そしてたまにそうして二人だけで話をすると、別に真面目な話をするわけでなくても、いつもとちがう話ができて、話し終わった後は話す前よりも少し関係が深くなった気がしてくるのです。

特に子どもたちと話す時にそれを顕著に感じます。二人で話している時はみんながいる時よりも何だか落ち着いていて、何歳分か成長したかのようです。単に「パパと話しても盛り上がらんな」とテンションが下がってるだけ...ではないはずです。誰かと二人で話す機会が精神的な成長の役に立っているなら、もっと二人で会話する機会を増やしていきたいところです。

友人関係というのも案外そんな二人での会話が積み重なることでできていくものなのかもしれません。みんなで話すだけでなく、帰り道が同じだったりしてたまに二人で話す機会があると、互いをより深く知ることができて仲良くなるのでしょう。案外話が合う合わないよりも二人で話す機会があるかどうかの方が、友達作りにおいては重要なのかもしれません。

実際のところ二人で話すことがいつも関係をより良いものにしてくれるとは限りませんが、いつもと少しちがう形のコミュニケーションを取ることで相手のことをより良く知れる、という意味では大事にしたい方法だと思いました。