ほんじゃらねっと

ダイエット中プログラマのブログ

気がついたらノートを取るのが趣味になっていた

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学生の頃から見聞きしたことを積極的にノートに残すようにしている。ノートを取るのが好き、というよりは取ったノートの内容を後から見返すのが好きなのだ。自分が得た知識、理解したことがまとめられて蓄積されたものを自分だけのコレクションとして愛でる。これは1つの趣味といってよいと思う。

中学生になった時に祖父に初めて手帳とペンを買ってもらって、このちょっと大人な文房具を使う機会を作るためにその日にあった出来事なんかを書くようになったのがきっかけだったと思う。お気に入りのペンさえあれば、日記を書くのも授業のノートを取るのも楽しい作業になる。

勉強自体を好きだと思ったことはなかったが、自分が取ったノートをうっとり読み返しているうちに内容を覚えるので、成績はそこそこ良かった。何かにつけノートを開いている姿は、まわりからみたら勉強好きにしか見えなかっただろう。

バイトや仕事の給料で文房具が買えるようになり、良い書き心地のノートとペンを買い集めるようになった。

最高のペンとノート

ペンはまだ最高の1本と言えるものには出会っていない。というかそれぞれ良さがあってとても1つに絞れない。フィッシャーのスペースペンは滑らかな外観が最高だし、ラミー2000の4色油性ボールペンは手触りが良くて重力で色を切り替える仕組みが面白い。

ノートについても色々使ってみたが、ペンで書く前提なら「アピカ Premium C.D. NOTEBOOK」が最高だ。

ペンを書き心地で選ぶように、紙も書き心地で選ぶ。こだわる大人のためのノート、「Premium C.D. NOTEBOOK」。

紙質が滑らかで、ペンで書くのに最適の書き心地。ずっと何かしら書いていたくなるような、何なら書かなくても撫でているだけでうっとりできるような、至高の滑らかさである。

紙のノートからノートアプリへ

社会人になって技術系の仕事に就くとちょうどEvernoteが画期的なノートアプリとして流行っていた頃で、私も流行に乗ってアナログの紙ノートからデジタルノートへ移行した。

evernote.com

デジタルノートの良いところは、どれだけたくさんのノートを書いても1つの場所にまとめておくことできて、さらに内容を検索して見返すことができるというところだ。1冊のページ数というものがあり、過去に書いた内容を探す時もペラペラと1ページずつ見ていく必要がある紙のノートと比べて検索性が圧倒的に高い。

アピカのノートのような手触りを楽しめないとか、自分の下手な味のある字を楽しめないとか、そういう情緒的な楽しみ方はできないけども、自分が書いた内容を情報として活かせるのはデジタルノートなのだ。

そんなわけで最高の紙ノートの代わりに、最高のデジタルノート環境を見つけることに情熱を燃やすようになった。様々なノートアプリを使っては捨て使っては捨て、シンプルにテキストファイルやWordでノートを保存するようにしてみたり、自分でアプリを作ってみたりと色々試してきた。

これまでで一番長く使ってたのは上述の「Evernote」だ。私が初めて出会った本格的なノートアプリでもある。パソコンであれスマホアプリであれ、どこでもノートを検索できて、メモ帳と同じ感覚でサクサクノートを編集できるのが画期的だった。今では多くのアプリに同じような機能を提供しているが、当時はEvernoteほどサクサク編集できるアプリは他になかった。

今使っているのは「Google Keep」と「Googleドキュメント」だ。

Google Keep の使い方 - パソコン - Google Keep ヘルプ

Google ドキュメント - オンラインでドキュメントを作成、編集できる無料サービス

Google Keep はちょっとしたメモ用に使っている。後で読みたいWebページを保存しておいたり、画像や音声録音を保存しておいたりできるので、ぱっと何かを記録しておきたい時に使いやすい。スマホアプリとChrome用のアドオンを入れてすぐに使えるようにしてある。

メモ一の一覧をカード形式で表示してくれるのも気に入ってる点の1つだ。自分の頭の中で考えたことをガシャっと広げて眺めてるような感じで見せてくれるので、思いつきを後から組み合わせて考えたりするのに最適なのだ。

Googleドキュメントはまとまった文章を書くのに使用している。Google Keep でメモした内容を組み合わせて1つのレポートを書くような感じでまとめる。やはり自分のノートを見返す時はある程度ボリュームがあった方が読み応えがあって楽しい。紙のノートをうっとり読み返すような感覚を味わう方法を模索していて、このちょっとしたメモとガッツリノートを分ける運用にたどり着いた。

レポートだけでなく、日記を書くようにもしている。一月分を1ドキュメントにする形で書いておくと30〜40ページという、読み返すのにちょうど良い感じのボリュームになる。

なぜノートを取るのか

「ノートを取ると記憶に定着しにくい」という話を聞いたことがある。これは正しいと思うし、同時に良いことだと思っている。

ノートを取る作業は、今覚えておく必要のないことを頭から外にコピーして、頭の中から消してよい状態にする作業だ。ノートに書いてあることが分かっているので、安心して忘れることができる。

覚えておくべきことに意識を割く必要がなくなることで頭の中がスッキリして、今考えるべきことに集中することができるようになる。

私はなぜノートを取るのか、と聞かれた時に「自分の書いたノートを読んでうっとりしたいから」と答えると変態を見る目で見られるので、このように「ノートは外部記憶なのです(キリッ)」と説明するようにしている。