ほんじゃーねっと

おっさんがやせたがったり食べたがったりする日常エッセイ

意志の力だけで運動を続けるのムリすぎる

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11月になりましたね。

10月初めに記事にした「読書しながらサイクリングマシーン」運動、どうにかまだ続けられています。

blog.honjala.net

1回30分を週2〜3回、実際に走り始めたのは9月頭なのでほぼ3ヶ月続いている計算です。これだけ続けられたらこのまま継続できそうな気がします。

最初は夕方仕事が終わってから走っていたのですが、夕方はなんやかんや用事が入る時があるので、昼食前に走るスタイルに変更しました。午前の仕事が終わったらすぐ30分走って、帰ってから昼食を食べて午後の仕事を開始します。昼食を終えてから午後の仕事を開始するまでの読書タイムを、優雅にソファに寝そべって過ごす代わりにサイクリングマシーンを漕ぎながら過ごします。

在宅勤務だからこそできる荒業ですが、読書時間を減らさずに運動もこなせる、実に効率が良い時間の使い方です。運動してすっきりした気分で午後の仕事に入れるので、仕事効率も上がってる気がします。

しかし、肝心のダイエットについては目に見える効果は出ていません。体重は微減でおなかはまだタプタプです。家族からも頑張って運動してるようには見えないようで、「ちょっとくらい運動したら?」と冷たい言葉が飛んできます。してるけど効果が出てないだけだよ!

これがランニングやサイクリングを頑張るだけのダイエットだったならこのあたりで心が折れてやめてしまっているところです。読書に夢中になってる間に空いてる体で運動してるだけだからどうにか続けられているようなものです。

そう考えると「走ると決めたから走る」と意志の力だけで続けられる人はすごいです。本当にそんな人がいるというのが信じられません。テレビの仰天ニュースで「毎日3時間走って激ヤセした」みたいなエピソードをたまに観ますが、どれだけ意思が強いんでしょう。しんどくても成果が見えなくても「でも決めたから」と毎日走り続けるとか、私にはとても無理です。

今まで出会った人達を思い返してみると、強い意志の力で物事をやり遂げる人は確かにいました。どれほど道のりが険しくても、時間がかかりそうでも、彼らはやり遂げるのです。

きっと人は「やると決めたことを頑張れる使命感型」と「やりたいことなら頑張れる快楽型」のどちらかのタイプで生まれてくるのです。そして認めましょう、私は完全に「快楽型」です。

生まれ持った意志の力の差ならしかたありません。我々快楽型はすぐに音を上げそうになる気持ちを快楽でうまく釣りつつ、物事をやり遂げる方向に誘導していくしかありません。ダイエットについても、読書に夢中になってるうちに運動させたり、小さい成果でも見逃さずに励みにできるようにWithingsのスマート体重計を買ったり、あれこれ工夫して自分をヨイショしながら乗り越えていくのです。

Withingsの体重計は良いですよ。日々体重が上下して成果が見えにくくても、「3ヶ月前より0.5kg落ちてるよ!」と励ましてくれる良き相棒です。