小学校にあがった娘が、
「もうお子様向けのぬりえでは満足できません」
というので、
写真を線画化して細かくてリアルな塗り絵を作ってみたら、
超上手なデッサンみたいな画像ができた。
小学生に程よい塗り絵は案外見つからない
まずは本屋で探してみよう、ということで何軒かまわってみたのだが、
小さい子向けのキャラクターものの塗り絵か、
大人向けのセラピー要素の強いもののどちらかしか見つからず、
うちのおませな小学生にちょうど良さそうなものがない。
普通のこどもは小さい子向けの塗り絵に飽きたら、
もう塗り絵をしなくなるのか。
用意された絵に色を塗るだけの段階を終え、
自分で絵を描く段階に進むのが
正しい成長のしかたなのか。
ないなら作ってみよう
とはいえ、ここであきらめて娘の期待を裏切る訳にはいかない。
ないなら作ってみよう、ということで
色々ググってみると、
画像処理のテクニックとして、
画像から色を抜く「線画化」というものがあるらしいのを発見。
これを使えばイラストから写真まで
何でも思いのままに塗り絵にできそうだ。
作ってみた
画像を食わせると塗り絵化してくれる、
「画像を塗り絵に変換するプログラム」を書いて
手持ちの写真を変換してみた。
こんなあじさい写真が…
こうなる。
…なにこれちょっとした手書き感もあってすごく良い。
夢中になって色々変換してみた。
フィリピン出張で行ったどこかの寺院。
近くの公園。
うーむ、人の感じがまた良い。
こんな絵が手描きできたら最高なのだけど。
箕面温泉。
梅田の風景。都会の風景はくっきり変換できるようだ。
モールのショップ。
ちょっと林明子さんの絵本ぽくない?
そういえばこういう絵が好きだったことを思い出す。
橋から川を眺める我が子。
上着の水玉がえらくくっきり出てる。
おわり
早速いくつか印刷して娘に渡してみたところ、
大変喜んでくれたので良かった。
かなり細いけど、果たして塗りきれるのだろうか。
それはさておき、
生成される絵が個人的にすごく好みなので、
他にも色々写真を変換してみたい。
写真撮影の楽しみが1つ増えた。
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