ほんじゃーねっと

おっさんがやせたがったり食べたがったりする日常エッセイ

たまごサンドのお願い

思春期の子どもと暮らしていると、お願いを聞いているのに怒られる、という理不尽な扱いを受けることがままある。

質問をしすぎると「断る理由を探してるんでしょ!」と誤解して「もういい!」と怒って行ってしまったり、何も聞かずに「いいよ!」と答えれば「投げやりになっていない?ほんとはいやなんでしょ!もういい!」と早とちりして怒って行ってしまったり。

こうして思い出すと、いやまずもう少し機嫌の良い時に来なさい、と言いたくなってきたが、とにかく素直に受け取ってもらえないケースを考慮して対応しないといけないのである。もっと判断材料がほしいけどこれ以上質問したら怒りそうだしな、とか全く問題ないのだけどとりあえず1つ何か質問しておくべきかな、とか。

お願いをされる側というのはもう少しこう…悠然と構えてほうほうなるほどそういう事情なら叶えてやろうではないか、とやや上から目線で対応しても許されるものではなかったか。

そんなことを思い出したのは昼休み。 近所のスーパーで昼食の買い物をしているところだ。

ダイエット中の私にとって平日の昼食は1週間の食事の中でも重要な位置を占めている。昼食のカロリーが高いか低いかで体重が増えるか減るかが決まると言っても過言ではない。

昼食だけじゃなくて毎食注意しろよって話ではあるのだけど、朝食は元々食欲が湧かないので気にしようがしまいがカロリーは抑えられるし、夕食は我慢しようと思ってできるものではないので食べ過ぎてカロリーオーバーするのはしかたない。 間の昼食しか工夫の余地が残されていないのだ。

今日のターゲットはキャベツである。 キャベツを一気に炒めてタッパーに入れておき、それを昼食として少しずつ食べていくという絶対やせそうな挑戦を先週から始めたのだ。 体重を自在に操る俳優、鈴木亮平も「天皇の料理番」で体重を20kg減らした時は「キャベツを食べて痩せた」と言ってたので間違いない。

野菜コーナーでキャベツを買い物カゴに入れ、飲料コーナーで見つけたダイエットペプシもついでに入れる。こんなに真っ黒で甘い炭酸飲料をカロリーゼロにできるならカツ丼と焼きそばもカロリーゼロにできそうな気がするのですがまだ無理なのでしょうか?私のダイエットのためにぜひとも優先度を上げていただきたい。

買うべきものはこれだけなのであとは余計なものを買わないようにレジに向かうだけなのだけども、ここからレジまでの間には昼食メニューが並ぶ惣菜エリアが待ち構えている。には丼ものと揚げ物、左にはおかず類と挟撃の構えである。

お約束としてはここで誘惑に負けてカツ丼を買って食べてしまい、ダイエットミッション失敗、という流れなのだけど、今日は大丈夫。惣菜コーナーがあることは買い物に出る前にシミュレーション済みである。私は来ると分かっている誘惑ならあらかじめ心の準備をしておくことで避けることができるのだ。

カツ丼コーナーを余裕を持ってスルー。 しかしあと少しで惣菜エリアを抜けようというところで、その子が待っていた。

"一度は食べていただきたい、たまごサンド"

たまごサラダを食パンで挟んで2つに切ったちょっと大きめのたまごサンド。その子が私にお願いしている。一度は食べていただきたい、と。

これまたお約束としては「確かに一度も食べたことがない、お願いされたら食べてみないとな!」と我を忘れてカゴに放り込んでしまいダイエットミッション失敗、という流れだが…既にこの流れは「一度は食べていただきたいシリーズ」で過去に経験済み、もとい敗北済みである。

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初見ならともかく既に知っているフレーズに惑わされて我を失うことはない。このたまごサンド自体は一度も食べたことがないが、食べていただきたいと丁寧にお願いされても断…れ……る…

…?

…お願い?

…丁寧にお願い?

通り過ぎようとした私の頭に浮かぶ、不機嫌そうな我が子のお願いと答えも聞かずに怒って去っていく姿…。

そんな彼女たちの理不尽なお願いですら聞こうとしている私が…!

このたまごサンドの丁寧なお願いを!

断れるだろうか?!

いいや断れない!

それよりなにより、私はたまごサンドが好きだから!カツ丼と焼きそばの次くらいに好きだから!食べていただきたい?ええ食べましょうとも!

というわけでたまごサンドはカゴに放り込まれ、お約束どおりダイエットミッションは失敗。今日の昼食はヘルシーなキャベツ炒めではなく大きめたまごサンドになったのでした。

まあこれはしかたないよね。

思い出させないで、笑っちゃうから

ある日の夕食がそろそろ終わろうという時間、私はちょっとした危機に瀕していた。 思い出し笑いに襲われたのだ。

少し前に読んで笑ったエッセイの内容を思い出してしまい、笑いがこみ上げてきて吹き出しそうになった。どうにかギリギリのところでこらえ、ニヤけた顔を家族に見られないようにしながら「ンンッ」と咳払いでごまかした。

ちょうど食事が終わって皿を下げにキッチンに向かうところだったから良かったものの、もし娘たちの目の前で急にニヤニヤしたりしたら「パパのキモいところ」リストにまた1つエピソードを追加されてしまうところだった。

ここでその原因となるエッセイがどれほど面白い内容だったのかを披露して思い出し笑いの輪を広げたいところなのだが、残念ながら何を思い出して笑ったのやら今となってはさっぱり思い出せない。 noteで読んだものだったのは確かなのだけど。noteのエッセイはたまに真面目なふりをして笑わせてくるものがあるので油断できない。

キッチンで冷蔵庫を確認する振りをしつつ笑いの発作が収まるのを待ちながら、この思い出し笑いがそのエッセイ作者の意図的な攻撃である可能性に思い至る。

その作者は読めば確実に思い出し笑いをしてしまうような爆笑必至のエッセイを書き、それを何食わぬ顔、いや何食わぬタイトルで公開したのだ。

私はそんな何食わぬタイトルに誘い込まれてエッセイを読み、大笑いし、ああ面白い話だったとスキをつけて立ち去る。その時点で私の頭の中にはいつ爆発するともしれぬ笑いの爆弾が仕掛けられている。

その爆弾は電車でまわりを人に囲まれていようが、目の前で上司が説教していようが、ところかまわず狙ったかのようなタイミングで爆発する。

突如頭の中でフラッシュバックする秀逸なオチ。 笑いの発作が起こってブフッと吹き出しそうになるが、ここで笑ったら尊厳やら評価やら大事なものを失ってしまう。私は肩を震わせ、口を固く閉じて必死で笑いをこらえるしかない。

作者はそんな危険があることを知りながら公開したのである。 恐ろしい無差別攻撃だ。

きっと私以外にも同じエッセイを読み、もっとひどい…笑うことが許されない場面で笑いの発作が起きる人もいるだろう。彼らが思い出し笑いの発作に何とか耐えきれることを祈る。

人には特に吹き出しやすい状況、吹き出した時の被害が大きくなりやすい状況というのがある。そんな時に今日のような思い出し笑いに襲われたらひとたまりもない。どれとは言わないが私の実体験も交えて、注意が必要な状況を確認しておこう。

たとえばカフェでアイスコーヒーを飲んでいる時。 冷たい飲み物をストローで飲んでいる時が危ない。

いざ飲もうという時に笑いの発作に襲われたとしよう。ストローでコーヒーを吸い上げるため、通常よりも多めの空気を取り込んでしまっている。その空気が一気に口から吹き出ようとする。口を閉じて吹き出すのを回避しようとするも、ストローという細い出口があるせいで密閉できず止められない。大量の空気が細いストローを通ってさらに加速して出ていく。 その結果ブフォッとグラスの中のアイスコーヒーが噴水のように吹き上げられ、目の前にある私の顔面にビシャッと直撃する。

笑いの発作から1秒足らずで顔とメガネからコーヒーをポタポタと滴らせながら呆然とする私が完成である。

そして隣の席ではこの悲劇の一部始終を目撃し、顔をビシャビシャにした私と目を合わせてしまったサラリーマンが笑いの発作に襲われて自分もコーヒーを吹き出すという二次災害が発生している。

飲み物に限らず、口に物が入っている時は吹き出してしまいがちなので要注意だ。家族との食事中に吹き出せば食卓の上を自分の噴射物まみれにしてとんでもない形相で睨まれることになる。即「パパのキモいところ」リストの上位にランクインである。

回避策はただ一つ。来た!と思ったらすぐに下を向くのだ。自分の服はびしょびしょになるが、ビショビショの顔を見られたり家族の夕飯を台無しにするよりはマシだ。練習しておこう。

共用トイレで小用を足している時も注意が必要だ。

通常笑いの発作というのは口から吹き出すものなのだけど、小用を足している時はどういうわけかお尻が緩み、そちらからも吹き出すようになる。 つまりオナラが出る。

小用を足している時に思い出し笑いの発作に襲われたとしよう。 公共のトイレで吹き出すわけにもいかない。私はぐっと口を固く閉ざし、腹に力を込めて吹き出すのを食い止める。しかしその時私の尻の方は小用中のため緩んでいる。腹に力を込めたせいで緩んた尻からオナラがプッと出る。

私は大人なのでオナラ程度では笑ったりしない。しかしギリギリのところで笑いを食い止めている場合はそんなオナラ一発が致命傷になることもある。

オナラのダメージでちょっと吹き出してしまい、慌てて腹に力を入れて食い止める。しかし腹に力を入れたせいでまたオナラが出る。ヒッヒッと笑いが漏れ、ブッブッとオナラが漏れる。その状況がまたおかしくなってヒッヒッ、ブッブッ。笑いが止まらなくなり、おならも止まらなくなる。 この下品な二重奏が小用が終わるまで続く。

これが自分一人なら、おバカな時間を過ごしちゃったぜ、とニヤニヤするだけで済むのだが、問題は他にもトイレに人がいる場合である。 その場合はまあどうなるかというとアイスコーヒーの時と同じで笑いが伝染し、ついでにオナラも伝染していく。

トイレで隣の人が急にヒッヒッブッブッを繰り返し始めたところを想像してみてほしい。こちらの腹筋も瞬間崩壊である。 そしてトイレにいるからにはこちらも当然小用中なので、口から吹き出せばオナラも吹き出す。ヒッヒッブッブッの演奏が始まってしまう。 やがてそれはトイレにいる全員に伝染し、笑いとオナラの大合奏となる。さらにそこに個室組の演奏も加われば…これ以上は下品すぎるのでやめておこう。

文面にすると地獄のようだが、演奏中はみんな笑顔なので案外平和な光景である。ただし演奏が終わって顔を見合わせた瞬間、やっぱり地獄のような空気になるので、すぐにトイレから出て忘れよう。

これに関しては回避策は思いつかない。とにかく忘れるしかない。

といった感じで思い出し笑いというのは大変危険なものであり、悲劇を生むものなのだ。そしてnoteやXにはこのような思い出し笑いを仕掛けてやろうと面白ネタをばらまいている者たちがいる。もはや呪いやテロの類として扱っても良いと思う。

しかし私も趣味とは言えこうして文章を書いている身、そしてエッセイは笑えてなんぼだと考えている身である。こんな「思い出したら笑いが止まらなくなるようなエッセイ」を書くことへの憧れはある。

「クスッと笑えました」と言われるのも嬉しいが、「電車で読んでたら吹き出しそうになり、読むのをやめたのに結局思い出して吹き出してしまった。どうしてくれるのか」とか「彼氏(彼女)の顔を見るとなぜかこの話を思い出してニヤニヤしてしまい、気味悪がられている。どう責任をとるおつもりか」とか怒られて嬉しがりながら困りたい。

なんてことを考えながら冷蔵庫の前でニヤついていたらいつの間にか娘たちがすぐ近くでこちらを見ていた。「冷蔵庫好きすぎキモ…」と言わんばかりの表情である。冷蔵庫を愛でてニヤついていたわけではないのだけど、説明しようにも考えていたことのどの部分を切り取ってもさらにキモがられそうでうまい言い訳が思いつかない。

新しいカバンは選べない

残念ながら私はカバンを扱うセンスを何一つ授からずに生まれてきたらしい。センスがないのはカバンだけなのか?と聞かれたら他にも思い当たるものはたくさんあるのだけど、とりあえず今日はカバンの話だ。

先日家族で私のカバンを買いに出かけた。

パパのカバンを買うだけなのに妻も娘もついてくる。一見とても仲良しな家族に見えるが(別に仲が悪いわけではないが)、妻娘がついてくるのは休日をパパと過ごしたいだとか、パパにカバンをプレゼントしたいだとか、そういうプラスの理由からではない。私にカバンを選ぶセンスがないことをとっくに知られているので、クソダサカバンを持った男の隣を歩く羽目にならないように監視を目的としてついてくるのだ。

元々この休日にカバンを買いに出かける予定ではなかった。

予定では一人でダイエットのためのウォーキングに出かけるはずだった。しかし出かけようとする私を見た妻に「そんなボロボロのカバンを持ってどこへ行くつもりなのか。今すぐそれを捨てなさい」と止められたのだ。

いきなり長年使ってきたカバンを捨てろと言われて「なんで急に…」とショックを受けたが、改めて自分のカバンを見ると、表面の素材がボロボロと剥がれかけ、あちこちからほつれた糸が飛び出し、ジッパーが壊れている。ギリギリカバンの状態を保ってはいるが今にも崩壊しそうだ。 あれいつの間に?

どうやらずいぶん前からこの状態になっていたようで、妻はずっと前に気づき、ずっと気になっていたらしい。なぜこいつはこんなボロボロのカバンを使い続けているのか、そしていつまで使うつもりなのか、と。しかしいくら見守っても捨てる様子がないためその日ついに実力行使に出た。

ということで娘を含む全員の予定を変更してのパパのカバンショッピングである。いや申し訳ない。

そんな経緯もありつつ、妻娘が認めるおしゃれカバンショップに到着。

私にセンスがないことを知っているとはいえ、我が家は自主性を尊重する家風である。時間の無駄ではないかという渋々した雰囲気を出しながらも、まずは持ち主となる私にカバンを選ぶ権利が与えられた。

どれどれ。 私だって会社では若手に仕事を教えたりしているのだ。人が失敗を通して学び、成長していくものであることを知っている。つまり私のカバン選択眼もいつまでもセンスゼロのままではないということ。ダサいダサいと言われた数だけ成長しているのだ。

店内の商品を一つ残らずチェックし、過去に却下されたカバンと選ばれたカバンとの共通点と違いをもとに計算し…答えをはじき出す!

「…これだぁ!!」

妻娘ならこれを選ぶであろうというカバンを手に取り、3人の前に掲げた!

「ダッサァッ!!」

のけぞる妻娘。ダメだったらしい。

そんなわけで当初の予定通り妻娘に選んでもらうことになった。

そして手渡されたのはショルダーバッグ。先ほど私が選んだものと並べてみると一目瞭然。明らかにオシャレ度が高い。なぜこれが自分で選べないのか。さっき私が探していた時はどこに隠れていたのか。

選んでもらったカバンは今まで使っていたものと似ているが、少しサイズが小さいようだ。 家の外は危険がいっぱいである。あれやこれや必要になりそうなものを入れておかないといざという時に困るのにこれでは入れられないではないか。

「必要なものを入れるには少し小さすぎるのではありませんか?」

デザインセンスでは雲の上の3人に下から目線で訊ねる。

すると、そもそもパパは要らない荷物を持ちすぎである、パンパンのカバンは常々ダサいと思っていた、と心を抉る指摘が次から次へと出てきた。私のカバンの扱いがこれほどまでに不満を抱かせていたとは驚きである。

娘たちのカバンを見れば、確かに小さい。ポケットティッシュくらいしか入らなさそうなポシェットを肩にかけている。しかもその小さなポシエットすらもパンパンになっていない。あの小さなスペースに何が入ってるんだ!

急に鼻水が止まらなくなった時とかどうするのか、心配でならない。

そんな私のひねくれた考えも娘たちの説法によりやがて浄化され、カバンに入れなければと考えていたモノはほぼすべて不要だったのだと心から納得させられた。もはやカバンすら不要なのでは?と悟りの境地に達しかけたほどである。

そんなやりとりの後、余計な質問をしたことを後悔しつつ選んでもらったショルダーバッグを購入。新しいおしゃれカバンを手に入れた。

誤解がないように補足しておくと妻娘は自分たちが私の隣を歩く時の事だけを考えて選択権を奪っているのではない。私が同僚やご近所さんにダサいと思われないようにと考えてくれているのだ。ありがたい話なのである。 そうだよね?と聞くと3人とも目をそらしたが…きっとそう。

余談だが私の服装や靴についてもカバンと同様の理由で妻娘の同伴が必須になっている。「カバン」が「服」や「靴」に変わるだけで今回とだいたい同じ展開である。

先生、テニスがしたいです

私はテニスというスポーツが好きだ。

狙い通りの場所にボールを打てた時の気持ちよさ、パコンという心地よい打音。サービスやスマッシュが決まった時のかっこよさ。何よりテニスという言葉から連想される爽やかなイメージ。 日頃スポーツ観戦をしない私もテニスの試合なら観ていられる。

趣味はなんですか?と聞かれた時に「週末に家族や友人とテニスを楽しんでいます」と答えれば、それだけで信頼され好感を持たれて、友達も増えそうではないか。 テニスをすれば今の私に足りないものがすべて手に入る。

今はテニスをしていない。 しかしテニスとは知らない仲ではない。いやむしろ強い絆で結ばれていると言っても良いと思う。

30年以上前の話になるが、私が小学生の時に両親が毎週末のように友人とテニスをしていた時期があり、その隣のコートでちょっとしたテニスレッスンを受けさせてもらったのがテニスとの出会いだった。

コーチはアメリカ人のマイケル先生。錦織圭のコーチを務めたこともある元プロテニスプレイヤーのマイケル・チャンと同じ名前だ。 これが小説ならこの出会いによって幼少からテニスボールと友だちになり、メキメキと頭角を現して後々プロテニスプレイヤーになりそうな流れである。

このレッスンは数年後に父の仕事の都合で引っ越すまで続いた。 思えばこの頃が一番テニスを楽しめていた時期だった気がする。

次にテニスと再会したのはおよそ5年後、中学校のテニス部だった。 またテニスができると喜び勇んですぐに入部した。 部員は全部で30人くらい。そのほとんどが中学で初めてラケットを握った者たちである。マイケル先生に鍛えられた私とは勝負になるまい。

そんな自信を密かに満々にしながら臨んだのだけど…すぐに打ち砕かれた。

そもそもラケットがまともに振れないのでボールに当たらない。ラケットってこんなに重たかったっけ?マイケル先生に習っていた時はもっとこう自分の手足のように扱えていたはず。テニスをやめてファミコンに夢中になっているうちに筋力が衰えてしまったようだ。

これではまわりの初心者1年生と何ら変わらない。いやむしろ彼らの方がボールをちゃんと返せている。俺はテニス経験者だ、とか偉そうに口に出してなくて良かった。

その後中学卒業まで3年間続けたが、ほとんど上達しなかった。3年の時に1年生が打った球を打ち返そうとしたら自分のラケットの方が弾き飛ばされた、と聞けばどれくらい下手だったかが伝わるだろうか。 我ながらそんな実力でよく続けられたな、と思う。

高校になってからはテニスを離れて別の部活に入った。中学3年間でテニス欲が満たされた…と言うよりは高校のテニス部の練習がかなり厳しいと聞いてビビったというのが本当のところである。

結局テニスラケットを握ったのは中学のテニス部が最後だった。

出だしのマイケル先生との出会いは良かったのだけど、後半は「お前本当にテニスが好きなのか?」と疑われるような内容になってしまった。私もかれこれ30年間1回もテニスをしていないことを改めて突きつけられ、好きと言ってよいのかちょっと分からなくなってきた。

もしテニスを続けていれば腕前も上達し、週末は仲間たちとテニスで汗を流す爽やかな時間を過ごし、ぽっこりお腹にもならず、シュッとしたイケオジになれていたにちがいない。高校の時にラケットを置いてしまったことが今になって悔やまれる。

それはさておき、30年の時を経て再び「テニスがしたい」という気持ちがが湧いてきたのだ。この気持ちを大事にしたい。

テニスをするにはいくつか準備すべきものがある。 ラケットやボールはまあレンタルなり購入なりすれば良い。 テニスコートも近所にいくつかあるのを確認済みである。

難しいのが一緒にプレイしてくれる仲間だ。そう、テニスは一人ではプレイできない。少なくともあと1人は必要で、できれば3人くらい集めて4人で交代しながらプレイしたりダブルスしたりしたい。

そういえば我が家はちょうど4人家族だった。

マイケル先生が私に教えてくれたように妻と娘たちにラケットの持ち方やテニスのルールを教えよう。3人とも最初はラケットをボールに当てるのも一苦労だったのが、だんだん上達していく。みんなテニスに夢中になり、娘の友達やその両親も加わってちょっとしたテニスサークルのようになる。週末はみんなでテニスを楽しむのが恒例になるのだ。わあ楽しそう!

そんな妄想を胸に夕食の席で妻娘を誘ってみたら、秒で「興味ない」と断られた。カケラも興味が湧かなかったらしい。

家族がダメなら友達…はいないのでこの時点で私の既存の人間関係は使えないということが分かった。つまり新しい人間関係を作らなければならないということだ。わあ難しそう!

自らテニスサークルを作るのが難しければ、既にあるテニスサークルに加えてもらうしかない。

サークルをどうやって探して参加するものなのか分かっていないのだが、その辺のテニスコートでプレイしている方々に「あの、私もまぜてもらえませんか?」と声を掛けるのだろうか。難易度高いな!

テニスサークルはそれぞれ同じようなレベルの人が集まって活動しているものらしい。そのサークルに合うレベルかどうか入会テストのようなものがあるかもしれない。

「こいつがこのサークルの最弱プレイヤーだ。こいつを倒せば入会を許してやろう。ただし負けた方は追放だ。」

「そ、それはひどいですよ部長…。くそ、お前が来たせいで!ぶちのめしてやる!」

なんて展開になったらボコボコにされて負けそうだし、勝てたら勝てたでそんないつ追放されるか分からないガチサークルでやっていける自信がない。

サークルの平均年齢層も考慮が必要だ。 20代が中心のサークルに40代の最弱おじさんが加わるだなんて…いやそれはそれで新たな扉が開けそうな気がしなくもないがテニスを純粋に楽しめなさそうなのでやめた方がよいだろう。 程々に近い年齢、近い実力の人たちがいるサークルを見つけなくてはならない。

ちょうどよいテニスサークルを見つけるのはなかなか大変そうだ。 それに考えてみたら、たとえサークルに入れたとしても私自身が下手すぎたら試合にならず、楽しめないのではないだろうか。私のテニスレベルは中学の1年生にラケットを弾き飛ばされるレベルから変わっていない、いやさらに弱くなっているはずだ。小学生にも勝てない自信がある。

そう考えるとまずはテニススクールに通うべきなのではないか。 スクールに通って実力を高めつつ同じクラスの人とお友達になり、スクール外でもテニスができる関係になれば将来的にサークル化も期待できる。 テニススクールなら入会テストでボコボコにされることもない。代わりに入会金を払うだけだ。

というわけでまずは近所のテニススクールの体験教室に行ってみようと思う。うまくいけば来年の今ぐらいには「週末に家族や友人とテニスを楽しんでいます」と答えられるようになっているはずだ。 楽しみである。

回り続けるオルゴール

オルゴールといえば開いた時に流れる郷愁漂う音色とともに懐かしい記憶と感情を呼び覚ましてくれるものだ。ある物語の中で小さなオルゴールが登場すれば、それは当然のごとくこれから素敵な思い出エピソードが語られるという前フリである。

そんな良エピソード量産アイテムであるオルゴールなのだから、自分にも何かしらオルゴールに関わる素敵な思い出があるだろう、よしそれを今回のネタにしようきっとほろりと泣ける話になるぞ、と記憶を探ってみたのだが。

まあお察しの通りそんなエピソードはひとつも見つからなかった。

オルゴールの思い出がないわけではない。 大学生時代にサークルの合宿で北海道に行き、その自由時間でサークル仲間と小樽のオルゴール専門店を訪れたことがある。

www.otaru-orgel.co.jp

美しい装飾のオルゴールが並び、あちこちから様々なメロディが聞こえてくるとても雰囲気の良い空間だった…気がする。ちょっと昔の事過ぎて公式サイトのイメージに引っ張られているかもしれない。

そんな素敵な空間の効果でサークルの仲間と淡いエピソードでも作れていたら良かったのだけど、特にそういうこともなく「わーきれいだなー」「あ、この曲なつかしー」と見て回って終わった記憶しかない。そもそも一緒に行った仲間は全員男だった。男子大学生がガヤガヤするだけのむさくるしい思い出である。

思い出せたエピソードがこのひとつだけだったのでもう少し広げられないかとあれこれ検索してみたら、オルゴールにもいろいろな種類があることが分かった。

オルゴールと言えば宝石箱のような装飾付きの箱でフタを開けると曲が流れるものだと思い込んでいたのだけど、ゼンマイを回すと曲が流れ、それとともに踊り子がくるくる踊ったりメリーゴーランドがまわったりするようなものも「からくりオルゴール」と呼ばれるオルゴールの一種らしい。

からくりオルゴールならいくつか記憶に残っている。 というか今顔を上げたら目の前にあった。 リビングのテレビの隣に実家の母から贈られた観覧車がくるくる回る木製のオルゴールが飾ってあるのだ。ゼンマイを回すとトトロのテーマ曲「さんぽ」が流れて観覧車がまわる。 オルゴールの思い出がないどころか毎日オルゴールを見ていたとは。

もう1つ覚えているのが、小さい頃祖父母の家にあったオルゴールだ。金色に輝く馬が回るメリーゴーランドのオルゴールだった。あれが生まれて初めて見たオルゴールだったのではないだろうか。

そのオルゴールはリビングの割と目につくところに置いてあって、鳴らしてくださいとばかりに存在を主張していた。当然ながら子どもの私は興味を引かれてゼンマイを巻いて鳴らすのだけど、鳴らし始めるとすぐに「うるさいから止めろ」と止められる。しばらくしたらやっぱり気になって鳴らし、また止められる。それを何回か繰り返すと怒られる。

思い出してみると怒られるほどの事ではなかったのではないかと腹が立ってきた。かわいい孫が美しい音色を流してじいじとばあばを癒そうとしているというのに、それを怒るとは何事か。

ムシャクシャしてきたので腹いせに目の前にあるトトロのオルゴールを思う存分鳴らすことにした。ゼンマイを限界まで巻いて置く。 観覧車がまわり、オルゴールが「さんぽ」を奏でる。

うむ、良い音色だ。

鳴らし始めて少しすると「うん、もういいかな」という気持ちになった。 しかしゼンマイを限界まで巻いたので曲は続く。 観覧車もくるくる回り続ける。

その後何周かは耐えた。 しかしすぐに限界がきて気づけば「ええいうるさいな!」とゼンマイを回して早送りして止めるという暴挙に出ていた。 前言撤回。これは止めたくなる。あの時は私が悪かった。

オルゴールは基本的に1つの曲を繰り返し流すもの。 CDやSpotifyがなかった古の時代は音楽を聞く機会が少なく、同じ曲の繰り返しでも楽しんで聴き続けられたのかもしれない。しかし今は曲だろうが動画だろうがいつでもいくらでも視聴できる時代である。一度聴いて新鮮味のなくなった曲を何度も聴く必要はないのだ。

そんな甘やかされた音楽環境に生きる私は、オルゴールの短い曲の繰り返しにはもう耐えられなくなってしまっていた。次に「さんぽ」を聴くのは数年後でいい、というくらいダメージを受けている。

いかん、このままではオルゴールをディスった感じで終わってしまう。

1つの曲を1回聴くだけなら楽しめるのだ。2024年にもなれば何曲も楽しめるようなオルゴールが生み出されているのではないかと調べてみたら、なんと100万曲再生可能な進化系IoTオルゴールが生みだされていた。 想像よりもだいぶ進化している。

newscast.jp

IoTオルゴール…オルゴールの定義がちょっとよく分からなくなってきたが、これなら1日中流していても誰も怒らないだろうし楽しめそうである。

「やせたガール」を卒業したい

私は「やせたガール」である。 やせているわけではないしガールでもないおっさんだが、「やせたガール」である。

こいつは何を言ってるんだ、と怒られる前に説明しておくと、ここで言う「やせたガール」とは「やせたいと公言しているが一向にやせない、ずっとやせたがっている人」のことである。

ガールとついているが若い女性とは限らない。 おっさんだってやせたガールになれる。 ダイエット記事を10本も投稿していながら体重が肥満ギリギリのところをうろうろしている私もまた「やせたガール」なのだ。

そんなおっさんやせたガールな私であるが、自らが長年やせたガールを続けつつまわりのやせたガールたちを観察した結果、やせたガールをやせたガールたらしめる特徴が見えてきた。

それをこれから説明するのだが、このままおっさんを例にして話を進めても読む方も書く方もテンションが上がらない。一旦語り手がおっさんであることは忘れて、一人の女性の話として進めてみよう。

安田伊代(やすた いよ)さんは入社5年目の若手社員である。 入社した当初からダイエット中であることを公言しており、様々なダイエット方法を試している。実際のところまわりから見れば細いとは言わないまでも標準的で健康な体型に見えるのだが、本人としては太り過ぎでありもっとやせないといけないと考えている。

安田さんはいつまで経ってもやせられないことを嘆いているが、彼女を近くで見ている友人からしてみればやせられない理由は明白であった。

安田さんは食べることが好きすぎるのだ。 彼女にとって食べることはストレス解消であり、ご褒美である。食に対する好奇心が旺盛で目新しいもの、人気のものは試してみたくてたまらなくなる。

スタバの新しいフラペチーノ、からあげクンの新しい味、最近流行りの進化系スイーツ、マクドナルドの新バーガー、宅配ピザのなんか見たことない形態のピザ…。 これらの新CMを1つでも目の前で流せばその週末のダイエットは中止にさせるくらいの抜群の効果がある。弱点が多い。

もちろん安田さんだって「食べないこと」がダイエットにおいて重要であることは分かっている。できるだけ食べる量を減らし、食べるものもなるべく食物繊維の割合が多く、脂質や糖質が少ないものを選ぶ。長年ダイエットを続けているだけあって、知識は豊富なのだ。

そしてがんばって食事制限と運動を続けることで体重は減る。ちゃんと減るのである。1ヶ月間ダイエットを続けて一次目標の5km減を達成することだってできる。

ところがこの一次目標を達成したあたりで「やせたガール」がやせたガール(真)になれない所以が出てくる。

目標を1つ達成し、喜びに満ち溢れた頭で安田さんはこう考えるのだ。

目標を達成したら~?…そう!ご褒美だ! ご褒美と言えば~?…そう!おいしい食べ物だ!

1ヶ月好きな食べ物を我慢してがんばったのだ。ちょっとくらいご褒美があっても良いではないか。 体重が5kgも減ったのだ。ビックマックを1つ食べたところで大した影響はあるまい。

しかしひさしぶりに解放された食欲は一日では収まらない。 結局あと一日、もう一日、まだ体重はそこまで戻ってないから大丈夫、なんって言ってるうちに一ヶ月後には…あら不思議、元の体重に戻っている。

これがいわゆる「やせたガールの体重増減スパイラル」だ。 集めた情報を元にがんばってダイエットする。体重が減る。 体重が減ったご褒美として食べる。体重が元に戻る。 この繰り返しである。

ご褒美を我慢すれば良いんじゃないの?なんて呆れ顔で言わないでほしい。たとえばどうにか二ヶ月間、半年間我慢できたとしても、結局どこかで限界が来る。そしてがんばればがんばった分だけ、ご褒美が増えて元に戻ってしまうのだ。 元に戻るまで止められない止まらない! がんばるだけでは抜け出すことのできない恐ろしいスパイラルなのだ!

そんなスパイラルに囚われた哀れな安田さん(というか私)が「やせたガール」から卒業するにはどうすれば良いのだろうか?

問題は「食べることが好きすぎる」こと、つまり食べることが趣味になってしまっているということである。 だとするとそれよりももっと夢中になれることを見つけて、食べることへの興味を減らすというのはどうだろう。

人は本当に夢中になると寝食を忘れて没頭するという。 オンラインゲームに夢中になりすぎて3日間飲まず食わずで遊び続けた人が倒れた、という話を聞いたことがある。恋に落ちて相手のことを考えると食事が喉を通らない、というのもよく聞く話だ。

誰かが私を誘惑して食事が喉を通らなくなるくらい夢中にさせてくれたら、スパイラルを抜け出してやせられるかもしれない。 いや何だか抜け出せそうな気がしてきた。

というわけでどこかに協力してやろうという美女はいないだろうか。

サボテンとおじさんはなかなか変わらない

変わる時といえば。 学生や新社会人の頃は新年度を特別な区切りとし、次の1年の目標を決めて何かしら変わろうとしていたものだ。

40歳を超えると当然ながら新年度という時期を既に40回ほど迎えているわけで、その特別感というのもかなり薄れている。月が3月から4月に変わったり、季節が冬から春に変わったりするのと同程度の扱いである。

そうなると次の1年の目標を決めようという神聖な気持ちも生まれにくくなるのか、ここ数年はこの時期に目標を決めた記憶がない。

ではそんなおじさんがいつ変わろうと思うのかと言うと「しばらく変わっていない自分にふと気づいて怖くなった時」である。ふとした拍子に、あらわたし去年も2年前も同じことしてなかった?と思って振り返り、2年どころか3年前も4年前も同じような1年を繰り返していたことに気づいて震え上がる。そしてこれはいかんと慌てて何か新しいことを始めるのだ。

そんな「同じことを繰り返しているのでは?!」という気持ちは1年に1~2回くらいのペースでトラウマのように復活し、その度に何かしらまた新しいことを始める。

というのは私の話であるが、ある程度の年齢に達するとそばを打ち始めたりマラソンや山登りを始めたりする人が多いのはきっと同じような理由なのではないかと思っている。

それはさておきそんな私の生活の中での最近の変化として、サボテンを買って育て始めた。小さな植木鉢に丸型とやや縦長の2つの玉サボテンが生えているもので、とてもかわいらしい。

何かを育てたいという衝動に駆り立てられたのが発端である。子供はいるのだけど、もうほとんど相手にされな…手がかからなくなったことが関係しているのかもしれない。

本当はハムスターのような小動物にも興味があったのだけど、その小さくて弱々しい姿を見ていると誤ってふんづけたり掃除機で吸い込んでしまったりと嫌な想像ばかり浮かんできたのでやめておいた。

その点サボテンは安心感がある。動き回らないし、トゲもあるし。

そんなわけでサボテンを買い、毎日愛でているのだけど。

サボテンというのは全然変化しない。買ってから2ヶ月くらい経つのだけど、何一つ変わっていない。買った当時のままの姿である。寒い時期は水やりですら2週間に1回くらいで良いらしい。すごい。手間はかからないけど全く育てている気がしない。

いや、自分の認識が間違えていただけで、植物を育てるというのはきっとこういうことなのだ。基本的に変わらないけど、ふと気づくとちょっとだけ変わっている。それを楽しむものなのだろう。

そう考えるとそれは年に1~2回だけ新しいことを始めるおじさん、もとい私と同じようなものだ。無意識でそんな親近感を感じて買いたい気持ちが生まれたのかもしれない。

在宅生活を楽しく過ごすアイデア60

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ずっと家にいても暇ですることがないわ、と思っていても気がついたらいつの間にか何日も過ぎている。

コロナウィルス対策のための規制は徐々に緩和されつつあるが、まだしばらくは不要不急の外出を避け、自宅で過ごす状況は続きそうだ。

見方を変えるとこれほどの長期間にわたって家から出なくてよい、という機会もそうそうないものだ。ダラダラと時間をつぶすのではなく、在宅でしかできない楽しいこと、有意義なことを考えて今後の人生に活きる時間を過ごそう。

私も自分が自宅でしたくなるようなことをひねり出してみた。

体を動かす

  1. Wii Fit + Wii スポーツで家族で競いながら体を動かす
  2. ダンスゲームで体を動かす
  3. ダンス動画を観ながらダンスをマスターする
  4. 筋トレする
  5. ヨガをする
  6. トランポリンを買って飛ぶ
  7. 縄跳びを買って飛ぶ

リモートでコミュニケーションを楽しむ

  1. Zoomを使って実家にオンライン帰省してみる
  2. オンライン飲み会を開催する
  3. Zoomを使って友達と繋がりっぱなしにして疑似集団生活を楽しむ
  4. 友達とオンラインゲームで遊ぶ

やりたかったことをやる

  1. アマゾンプライムビデオで映画三昧、アニメ三昧
  2. 積読していた本を読む
  3. 漫画を読む
  4. 断舎離していらないものを捨てまくり、部屋と収納をスッキリさせる
  5. おいしいものをお取り寄せする
  6. クッキーを焼く、パイを焼く
  7. 自宅を徹底的に掃除する
  8. 部屋の模様替えをする
  9. 家庭菜園を始める

自分と向き合う

  1. 過去を振り返り、自伝を書く
  2. 将来やりたいことを書き出す
  3. 日記を書き始める、考えたことをメモする習慣を始める
  4. 自分が「語れる分野」を考えて書き出してみる
  5. 自分の「語れる分野」を語る動画を作ってみて、うまくできたらYoutubeで公開する
  6. Googleマップで行ったことのある場所を思い出しながらマークしていく
  7. Googleマップで近所の評判の良い場所を探してみる
  8. Googleマップでいつか行ってみたい場所を観察してみる
  9. Spotifyで知っている音楽を集めてプレイリストを作る
  10. 自分が作れる料理のレシピを書き出す

学ぶ

  1. 資格取得の勉強をする
  2. 無料開放されている講座でプログラミングを学ぶ
  3. 楽器を購入して練習する
  4. 英語もしくは知らない外国語を学ぶ
  5. 手品の練習をする
  6. 今まで興味を持ったことがない本を買って読んでみる
  7. アマゾンのKindle Unlimited に加入して雑誌を読みまくる
  8. 筆ペンをアマゾンで注文して達筆な字を書けるように練習する
  9. テーマを決めてネットで調査してレポートを書き、専門分野を増やす

創作する

  1. 樹脂粘土でミニチュアを作る
  2. 編み物で何か編む
  3. 絵を描く
  4. マスクを手作りする
  5. ミニチュア写真を撮る
  6. ジオラマやプラモデルを組み立てる
  7. 大人の塗り絵に挑戦する
  8. DIYで家具を作る
  9. ダンボールで工作する
  10. MagicaVoxelで3Dアートを作ってみる
  11. 絵本をつくってみる、小説を書いてみる
  12. ブログを始める
  13. 切り絵を始める
  14. レゴで大作を作る

新しい遊びを開拓する

  1. 家族や友達とおもしろ写真撮影コンテストを開催する
  2. パーティーゲームで遊ぶ
  3. ドローンを購入して家の中で飛ばして遊ぶ
  4. 泡風呂入浴剤を購入してアワアワなお風呂を楽しむ
  5. クロスワードを解く
  6. ベランダや庭にテントを立ててキャンプ気分を味わう
  7. パズルに挑戦する

最初は「在宅生活を楽しくするアイデア100」というタイトルで書き始めたのだけど、60個が限界だった...。それでもじっくり考えてみると、体を鍛えたり何かを学んだり過去を振り返ったり、色々やりたいことが浮かんでくるものだ。

せっかく家で何かに集中できるこの機会、有意義に使いたい。

ダンスゲームは最高に楽しい室内運動だ

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ダンスは今ではYoutubeで動画を流しながら手軽にできる運動だ。そこまで広い場所を必要としないので、外出自粛中の運動不足解消にはぴったりの運動法である。

しかしダンスは始めるためのハードルが他の運動と比べてとても高い。

なんせ他のランニングや縄跳び等の運動とちがって、かなり日常とかけ離れた動きとノリが必要なのだ。学校のフォークダンスくらいしかダンス経験のない、どちらかというと物静かなおっさんにとっては高すぎるハードルである。

なので「いつかキレキレダンスが踊れるようになりたい...」と夢見つつもジョギングやらサイクリングマシーンやらの無難な運動を続けていたのだけど、私が最近Wiiで遊んでいると聞いた友人が貸してくれた「JUST Dance」というダンスゲームがあっさりこのハードルを飛び越えさせてくれた。

JUST DANCE Wii 2

自分では買わないであろうダンスゲームが目の前にあり、子どもたちも興味を示して踊りたそうにしている。おっさんが踊り始めてもおかしくない状況が生まれたのである。

子どもたちとともに一緒に貸してくれたスーパーマリオブラザーズやスマブラで一通り遊んでから、「せっかく貸してくれたんだし全部やってみないとね」と膨らむ期待を押し隠しつつ「JUST Dance Wii」をセットした。

踊るのは期待してた以上に楽しかった。

1回踊ってしまえばもうこっちのものだ。下手すぎて子どもたちに大笑いされようが、女性ダンサーに合わせたきゃっぴきゃぴな動きをする中年夫に妻がドン引きしてようが、気にせず踊り続けられる。

JUST Dance シリーズとは

JUST Dance シリーズは初めて知ったけどダンスゲームとしては有名なシリーズらしい。主に海外向けで2009年から毎年発売されている。日本ではWii版の1と2、Nintendo Switch 版が発売されている。

最新の Nintendo Switch 版はこちら

Just Dance 2020 - ジャストダンス2020 | Ubisoft

Wii版はWiiリモコン片手に持って、画面に映ってるダンサーの動きに合わせて踊る。動きをうまく合わせるとポイントが入る。

複数人でそれぞれ別パートを踊れるデュエット曲やチーム曲もある。家族でEXILEの Rising Sun を踊る日が来るとは思わなかったな。全然ついていけなくて大笑いしながらフラフラ踊った。

1曲が3〜4分くらいで、2曲も踊ると汗がダラダラ出てくる。曲によって色々な動きをするので、自然と全身の筋肉を使える。足踏みでジョギングするより筋力アップの効果は高そうだ。「エクササイズモード」で目標値を設定して運動量を記録することもできる。

おわりに

Wii Fit に加えてまた1つ、楽しく続けられる運動法に出会ってしまった。この良い出会いを提供してくれた友人に感謝したい。

痩せるのが早いか踊れるデブになるのが早いか。できれば先に痩せたいものだ。

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退屈している小学生の在宅生活を楽しくする2アイテム

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コロナ感染拡大防止のための外出自粛が続いている中、小学生くらいの子供がいる家庭においては「子供の退屈をいかに紛らわせるか」というのが大きな課題になっているのではないだろうか。

我が家の小学生二人も普段の休日は1日中一人でタブレットで遊んでいても平気なタイプなのだけど、休校になってから退屈を訴えるようになった。

休校中の子供たちが退屈だと感じる要因の大半は「友達と会えないこと」によるものだ。1日の大半を学校や学童保育、習い事でたくさんの友達がいる環境で過ごしていた生活から、いきなり家族以外とほとんど会わないような生活に変わったことで外からの刺激が一気に減り、退屈を感じているのである。

学校で会えないなら公園や自宅で会って遊ぶ、というわけにもいかない今の状況を考えると、中高生のようにスマホで友達とやりとりすることもできない「小学生」が今最も刺激が足りないと感じている層だと言える。

そんな刺激に飢えた小学生たちが読書や勉強や製作に目覚めて一心不乱に机に向かってくれるようになったら言うこと無しなのだけどそんなはずもない。友達の代わりに家族がなにかしら新鮮な刺激を提供してあげる必要があるのだ。

今回はうちの子供たちがそこそこ満足してくれた退屈しのぎの中から「パーティー系テレビゲーム」と「Chromecast活用」の2つを紹介しよう。

パーティー系テレビゲーム

パーティー系テレビゲームでメジャーなのは「スーパーマリオパーティー」だろう。今ならNintendo Switchで発売されている。ミニゲームがたくさん用意されていて、2〜4人で勝敗を競って遊ぶことができるゲームパックである。

www.nintendo.co.jp

我が家には残念ながらNintendo Switchはないが、かなり前に購入したWii(Wii Uではない)がある。以前発売されたバージョンの「マリオパーティー9」がAmazonで中古で手に入ったので家族で遊んでいる。WiiやWii Uなら「みんなのリズム天国」「Wii Party」「おどりメイドインワリオ」など他にも何種類かパーティーゲームが発売されている。

Wii Party U - Wii U

Wii Party U - Wii U

  • 発売日: 2013/10/31
  • メディア: Video Game

みんなのリズム天国 - Wii

みんなのリズム天国 - Wii

  • 発売日: 2011/07/21
  • メディア: Video Game

パーティーゲームのおすすめポイントは「小1でも勝てる」「プレイヤー同士で競う」「ゲームの種類が多い」というところだ。

操作は難しくなくてすぐに慣れるので、年齢に関係なく勝てるようになる。遊んでいるうちにみんな上手くなっていくので、毎回誰が勝つか分からない。そしてミニゲームごとに連打力やら計算力やら反射神経やら求められるものが変わるので飽きずに楽しめる。

家族で楽しめる遊びの1つの選択肢としておすすめしたい。

Chromecast活用

ゲームばかりでは疲れるので次は鑑賞系の退屈しのぎを紹介する。

Chromecastというのはテレビに接続することで、スマホやタブレットで観ている動画をテレビに映したり、パソコンの画面をテレビに表示したりできるGoogle製品だ。

store.google.com

似たような製品としてAmazon Fire TVやApple TVがある。

Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

  • 発売日: 2019/01/23
  • メディア: エレクトロニクス

これらの製品を使うと、アマゾンプライムやHulu、NetflixやYoutubeの動画をテレビで観ることができる。金曜ロードショーやレンタルしたDVDをテレビで観る感覚で映画やテレビドラマ、動画を選んで観ることができる。

ここでのポイントはスマホやタブレットで観ている内容を大画面で観ることができることではない。それぞれが一人で観ていた動画を家族みんなでワイワイ言いながら一緒に観ることができる、というのがポイントだ。

ただ映画や動画を観るだけでなく、「え、こわ」とちょっと感想を言い合ったり、同じところで笑ったりすることで、一人で観るよりも楽しく、良い刺激を受けることができるのだ。

Chromecastには動画をテレビに映す機能の他に、スマホやパソコンの画面をテレビに表示する機能がある。この機能を使うと、例えばスマホに入っている脱出系ゲームをみんなで解いたり、おじいちゃんおばあちゃんとのテレビ電話を実際のテレビに映して会話したりできる。工夫次第でまだまだ遊べそうな機能だ。

おわりに

我が家の子どもたちもおすすめするであろう2つの退屈しのぎの方法を紹介したが、いかがだっただろう。

今回紹介した方法はどちらもテレビを使って家族で同じ体験をして盛り上がれるという点が共通している。外出できない中で子どもたちができるだけ楽しく過ごすには、いかに家族の時間を楽しくするかが重要になる。これらの製品は親も子供も一緒に楽しめるものなので、家族の楽しい時間を増やす助けになるのではないだろうか。