ほんじゃらねっと

ダイエット中プログラマのブログ

在宅生活を楽しく過ごすアイデア60

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ずっと家にいても暇ですることがないわ、と思っていても気がついたらいつの間にか何日も過ぎている。

コロナウィルス対策のための規制は徐々に緩和されつつあるが、まだしばらくは不要不急の外出を避け、自宅で過ごす状況は続きそうだ。

見方を変えるとこれほどの長期間にわたって家から出なくてよい、という機会もそうそうないものだ。ダラダラと時間をつぶすのではなく、在宅でしかできない楽しいこと、有意義なことを考えて今後の人生に活きる時間を過ごそう。

私も自分が自宅でしたくなるようなことをひねり出してみた。

体を動かす

  1. Wii Fit + Wii スポーツで家族で競いながら体を動かす
  2. ダンスゲームで体を動かす
  3. ダンス動画を観ながらダンスをマスターする
  4. 筋トレする
  5. ヨガをする
  6. トランポリンを買って飛ぶ
  7. 縄跳びを買って飛ぶ

リモートでコミュニケーションを楽しむ

  1. Zoomを使って実家にオンライン帰省してみる
  2. オンライン飲み会を開催する
  3. Zoomを使って友達と繋がりっぱなしにして疑似集団生活を楽しむ
  4. 友達とオンラインゲームで遊ぶ

やりたかったことをやる

  1. アマゾンプライムビデオで映画三昧、アニメ三昧
  2. 積読していた本を読む
  3. 漫画を読む
  4. 断舎離していらないものを捨てまくり、部屋と収納をスッキリさせる
  5. おいしいものをお取り寄せする
  6. クッキーを焼く、パイを焼く
  7. 自宅を徹底的に掃除する
  8. 部屋の模様替えをする
  9. 家庭菜園を始める

自分と向き合う

  1. 過去を振り返り、自伝を書く
  2. 将来やりたいことを書き出す
  3. 日記を書き始める、考えたことをメモする習慣を始める
  4. 自分が「語れる分野」を考えて書き出してみる
  5. 自分の「語れる分野」を語る動画を作ってみて、うまくできたらYoutubeで公開する
  6. Googleマップで行ったことのある場所を思い出しながらマークしていく
  7. Googleマップで近所の評判の良い場所を探してみる
  8. Googleマップでいつか行ってみたい場所を観察してみる
  9. Spotifyで知っている音楽を集めてプレイリストを作る
  10. 自分が作れる料理のレシピを書き出す

学ぶ

  1. 資格取得の勉強をする
  2. 無料開放されている講座でプログラミングを学ぶ
  3. 楽器を購入して練習する
  4. 英語もしくは知らない外国語を学ぶ
  5. 手品の練習をする
  6. 今まで興味を持ったことがない本を買って読んでみる
  7. アマゾンのKindle Unlimited に加入して雑誌を読みまくる
  8. 筆ペンをアマゾンで注文して達筆な字を書けるように練習する
  9. テーマを決めてネットで調査してレポートを書き、専門分野を増やす

創作する

  1. 樹脂粘土でミニチュアを作る
  2. 編み物で何か編む
  3. 絵を描く
  4. マスクを手作りする
  5. ミニチュア写真を撮る
  6. ジオラマやプラモデルを組み立てる
  7. 大人の塗り絵に挑戦する
  8. DIYで家具を作る
  9. ダンボールで工作する
  10. MagicaVoxelで3Dアートを作ってみる
  11. 絵本をつくってみる、小説を書いてみる
  12. ブログを始める
  13. 切り絵を始める
  14. レゴで大作を作る

新しい遊びを開拓する

  1. 家族や友達とおもしろ写真撮影コンテストを開催する
  2. パーティーゲームで遊ぶ
  3. ドローンを購入して家の中で飛ばして遊ぶ
  4. 泡風呂入浴剤を購入してアワアワなお風呂を楽しむ
  5. クロスワードを解く
  6. ベランダや庭にテントを立ててキャンプ気分を味わう
  7. パズルに挑戦する

最初は「在宅生活を楽しくするアイデア100」というタイトルで書き始めたのだけど、60個が限界だった...。それでもじっくり考えてみると、体を鍛えたり何かを学んだり過去を振り返ったり、色々やりたいことが浮かんでくるものだ。

せっかく家で何かに集中できるこの機会、有意義に使いたい。

ダンスゲームは最高に楽しい室内運動だ

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ダンスは今ではYoutubeで動画を流しながら手軽にできる運動だ。そこまで広い場所を必要としないので、外出自粛中の運動不足解消にはぴったりの運動法である。

しかしダンスは始めるためのハードルが他の運動と比べてとても高い。

なんせ他のランニングや縄跳び等の運動とちがって、かなり日常とかけ離れた動きとノリが必要なのだ。学校のフォークダンスくらいしかダンス経験のない、どちらかというと物静かなおっさんにとっては高すぎるハードルである。

なので「いつかキレキレダンスが踊れるようになりたい...」と夢見つつもジョギングやらサイクリングマシーンやらの無難な運動を続けていたのだけど、私が最近Wiiで遊んでいると聞いた友人が貸してくれた「JUST Dance」というダンスゲームがあっさりこのハードルを飛び越えさせてくれた。

JUST DANCE Wii 2

自分では買わないであろうダンスゲームが目の前にあり、子どもたちも興味を示して踊りたそうにしている。おっさんが踊り始めてもおかしくない状況が生まれたのである。

子どもたちとともに一緒に貸してくれたスーパーマリオブラザーズやスマブラで一通り遊んでから、「せっかく貸してくれたんだし全部やってみないとね」と膨らむ期待を押し隠しつつ「JUST Dance Wii」をセットした。

踊るのは期待してた以上に楽しかった。

1回踊ってしまえばもうこっちのものだ。下手すぎて子どもたちに大笑いされようが、女性ダンサーに合わせたきゃっぴきゃぴな動きをする中年夫に妻がドン引きしてようが、気にせず踊り続けられる。

JUST Dance シリーズとは

JUST Dance シリーズは初めて知ったけどダンスゲームとしては有名なシリーズらしい。主に海外向けで2009年から毎年発売されている。日本ではWii版の1と2、Nintendo Switch 版が発売されている。

最新の Nintendo Switch 版はこちら

Just Dance 2020 - ジャストダンス2020 | Ubisoft

Wii版はWiiリモコン片手に持って、画面に映ってるダンサーの動きに合わせて踊る。動きをうまく合わせるとポイントが入る。

複数人でそれぞれ別パートを踊れるデュエット曲やチーム曲もある。家族でEXILEの Rising Sun を踊る日が来るとは思わなかったな。全然ついていけなくて大笑いしながらフラフラ踊った。

1曲が3〜4分くらいで、2曲も踊ると汗がダラダラ出てくる。曲によって色々な動きをするので、自然と全身の筋肉を使える。足踏みでジョギングするより筋力アップの効果は高そうだ。「エクササイズモード」で目標値を設定して運動量を記録することもできる。

おわりに

Wii Fit に加えてまた1つ、楽しく続けられる運動法に出会ってしまった。この良い出会いを提供してくれた友人に感謝したい。

痩せるのが早いか踊れるデブになるのが早いか。できれば先に痩せたいものだ。

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退屈している小学生の在宅生活を楽しくする2アイテム

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コロナ感染拡大防止のための外出自粛が続いている中、小学生くらいの子供がいる家庭においては「子供の退屈をいかに紛らわせるか」というのが大きな課題になっているのではないだろうか。

我が家の小学生二人も普段の休日は1日中一人でタブレットで遊んでいても平気なタイプなのだけど、休校になってから退屈を訴えるようになった。

休校中の子供たちが退屈だと感じる要因の大半は「友達と会えないこと」によるものだ。1日の大半を学校や学童保育、習い事でたくさんの友達がいる環境で過ごしていた生活から、いきなり家族以外とほとんど会わないような生活に変わったことで外からの刺激が一気に減り、退屈を感じているのである。

学校で会えないなら公園や自宅で会って遊ぶ、というわけにもいかない今の状況を考えると、中高生のようにスマホで友達とやりとりすることもできない「小学生」が今最も刺激が足りないと感じている層だと言える。

そんな刺激に飢えた小学生たちが読書や勉強や製作に目覚めて一心不乱に机に向かってくれるようになったら言うこと無しなのだけどそんなはずもない。友達の代わりに家族がなにかしら新鮮な刺激を提供してあげる必要があるのだ。

今回はうちの子供たちがそこそこ満足してくれた退屈しのぎの中から「パーティー系テレビゲーム」と「Chromecast活用」の2つを紹介しよう。

パーティー系テレビゲーム

パーティー系テレビゲームでメジャーなのは「スーパーマリオパーティー」だろう。今ならNintendo Switchで発売されている。ミニゲームがたくさん用意されていて、2〜4人で勝敗を競って遊ぶことができるゲームパックである。

www.nintendo.co.jp

我が家には残念ながらNintendo Switchはないが、かなり前に購入したWii(Wii Uではない)がある。以前発売されたバージョンの「マリオパーティー9」がAmazonで中古で手に入ったので家族で遊んでいる。WiiやWii Uなら「みんなのリズム天国」「Wii Party」「おどりメイドインワリオ」など他にも何種類かパーティーゲームが発売されている。

Wii Party U - Wii U

Wii Party U - Wii U

  • 発売日: 2013/10/31
  • メディア: Video Game

みんなのリズム天国 - Wii

みんなのリズム天国 - Wii

  • 発売日: 2011/07/21
  • メディア: Video Game

パーティーゲームのおすすめポイントは「小1でも勝てる」「プレイヤー同士で競う」「ゲームの種類が多い」というところだ。

操作は難しくなくてすぐに慣れるので、年齢に関係なく勝てるようになる。遊んでいるうちにみんな上手くなっていくので、毎回誰が勝つか分からない。そしてミニゲームごとに連打力やら計算力やら反射神経やら求められるものが変わるので飽きずに楽しめる。

家族で楽しめる遊びの1つの選択肢としておすすめしたい。

Chromecast活用

ゲームばかりでは疲れるので次は鑑賞系の退屈しのぎを紹介する。

Chromecastというのはテレビに接続することで、スマホやタブレットで観ている動画をテレビに映したり、パソコンの画面をテレビに表示したりできるGoogle製品だ。

store.google.com

似たような製品としてAmazon Fire TVやApple TVがある。

Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

  • 発売日: 2019/01/23
  • メディア: エレクトロニクス

これらの製品を使うと、アマゾンプライムやHulu、NetflixやYoutubeの動画をテレビで観ることができる。金曜ロードショーやレンタルしたDVDをテレビで観る感覚で映画やテレビドラマ、動画を選んで観ることができる。

ここでのポイントはスマホやタブレットで観ている内容を大画面で観ることができることではない。それぞれが一人で観ていた動画を家族みんなでワイワイ言いながら一緒に観ることができる、というのがポイントだ。

ただ映画や動画を観るだけでなく、「え、こわ」とちょっと感想を言い合ったり、同じところで笑ったりすることで、一人で観るよりも楽しく、良い刺激を受けることができるのだ。

Chromecastには動画をテレビに映す機能の他に、スマホやパソコンの画面をテレビに表示する機能がある。この機能を使うと、例えばスマホに入っている脱出系ゲームをみんなで解いたり、おじいちゃんおばあちゃんとのテレビ電話を実際のテレビに映して会話したりできる。工夫次第でまだまだ遊べそうな機能だ。

おわりに

我が家の子どもたちもおすすめするであろう2つの退屈しのぎの方法を紹介したが、いかがだっただろう。

今回紹介した方法はどちらもテレビを使って家族で同じ体験をして盛り上がれるという点が共通している。外出できない中で子どもたちができるだけ楽しく過ごすには、いかに家族の時間を楽しくするかが重要になる。これらの製品は親も子供も一緒に楽しめるものなので、家族の楽しい時間を増やす助けになるのではないだろうか。

自宅でテレビを観ながら、ものぐさ足踏みジョギング

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新型コロナウィルス対策で外出を自粛している。おうち大好きなのでずっと自宅で過ごすこと自体は苦ではない。しかしトレーニングルームの利用自粛要請により、在宅勤務中唯一の運動要素であるサイクリングマシーンが使えなくなってしまうのは想定外だった。

運動量が減ったからといって食欲が減るわけでもなく、体重が徐々に増えてきている。なにせ家から一歩も出ないので放っておくと1日の運動量がほぼゼロ。昨日の歩数をみると200歩もいってなかった。なにか家にいながらにしてできる運動習慣を考えないと、ちょっとずつ減ってきていた体重が元に戻りそうだ。

Wii Fit 再発見

何か考えないとなーでも外出自粛だしなー、とぼんやり考えていたらリビングの隅でホコリを被っているWii Fitが目についた。10年ほど前に購入して、一通り遊び尽くして放置していたやつだ。

Wii Fit

「これだ!」と引っ張り出して電池を入れ替えて電源をつけたらちゃんと動いた。「おひさしぶりですね」とWii Fitが話しかけてくる。なつかしい。期間内に目標体重を達成できませんでした、と報告してくる。よく10年間覚えてたな。

当時は結構ハマってたようで、Wii Fit Plus も持ってた。

Wii Fit Plus

持ってないけど、Wii Fit U というのも2014年に発売されている。

Wii Fit U

Wii Fitは「筋トレ」「ヨガ」「有酸素運動」「バランスゲーム」といったメニューにそれぞれ10種くらいトレーニングが用意されていて、ゲーム感覚で運動することができる。体重記録機能もついているので、健康管理ツールとしても使える。10年以上前の製品とは思えない優秀さ。

休校で家にいる子どもたちも登録して、運動不足解消のためにみんなで遊ぶことにした。トレーニングごとにランキングが残るのが燃えるらしく、うちの負けず嫌いたちは毎日奪い合う勢いで遊んでいる。しかしどのトレーニングでも妻の10年前の記録が立ちふさがっていて1位になれないらしい。私の記録はすでに抜かれていた。そんなに身体能力に差があったっけ?

「ながらジョギング」で楽しく継続する

それはさておき、目的は私の運動不足解消である。毎日別メニューでトレーニングするのも楽しいけど、飽きずに続けられるメニューを考えておかないと。コロナ以前にやっていた「読書サイクリング」のように何か楽しいことのついでに運動するような仕組みを作っておけば続けられるはずだ。

Wii Fitにはそんな都合の良いメニューがちゃんと用意されている。「ながらジョギング」というトレーニングで、運動時間を選択してポケットにリモコンを入れてその場でジョギング風の足踏みをしていると指定時間経過後にリモコンから音声で教えてくれる。テレビを観たりしながらジョギングするためのメニューらしい。途中でペースが乱れたら教えてくれるし、走り終わってから走行距離と消費カロリーも分かるようになっている。サイクリングマシーンに匹敵する機能だ。

ところで、その場で足踏みしているだけでジョギングしていると言えるのだろうか?

Wikipediaで調べたところ「ジョギングに定義はないが、一つの指標としては時速9.6kmよりゆっくり走ること」と書かれている。また、「歩く」ことと「走る」ことのちがいについては「走る動作の場合、両足が同時に地面から離れるので、短いジャンプを連続的に繰り返していることになる」と書かれている。

ジョギング - Wikipedia

足踏みジョギングは「両足が同時に地面から離れる」ので、動きとしては一応走っている。そして当然前に進まないので時速は0km。時速9.6km未満だ。すべての条件を満たした。「ながらジョギング」は立派なジョギングである。

話を戻そう。

何をしながらジョギングするか。自分の意識から運動していることを隠蔽しないといけないので、できるだけのめりこめるようなものが良い。

サイクリングと違って、ジョギングは腕を振るし体も揺れるので読書するのは難しい。他に物語にのめりこめるものとなると「映画やドラマを観ながら」というのが良さそう。

TVerやアマゾンプライムビデオをPCなりスマホなりで映しながらジョギングする、名付けて「映画・ドラマ観ながら足踏みジョギング」だ。1回30分走るとして、ドラマなら2日、映画なら4〜6日で1本観終わる。

https://tver.jp/

ちなみにこの運動はWii Fitがなくてもできる。勢いよく大げさに足踏みしているだけだから。

効果はあるが本物のジョギングには敵わない

1週間ほどこの「ながらジョギング」を続けている。体が揺れる分サイクリングよりも体全体を使っている感じがして、全身の筋力アップ、代謝アップにつながっている気がする。走った後は汗ダラダラだし。

1週間も続けると走るペースも分かり、体も慣れて余裕が出てきた。もしや普通にジョギングしても楽にすごいスピードで走れるようになっているのでは?と気も大きくなってくる。

そして試しに外で30分ほど走ってみた結果、圧倒的に外を走る方がしんどかった。10分で息が上がり、走り終わる頃には足がガックガクである。

やはりその場で足踏みするのと、前に進むように足を蹴り出すのとでは脚に掛かる負荷がぜんぜん違うようだ。足踏みジョギングで同じ負荷をかけようと思ったら、前に進めない分飛び上がる勢いで床を蹴らないといけない。スキップする勢いで足踏みするようにしよう。

次の外ジョギングに向けてトレーニングに励みたい。

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後ろ向きに始める2020年

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年が明けてしまった。新しい年が始まってしまった。もう少し年末のボーナスタイム感をコタツの中で味わっていたかった。年が明けるまでは「来年、来年やるから」という言葉で全部先延ばしできたのに、もうそのツケを払う時間になってしまった。

年が明けるまでははるか先だと思ってた仕事初めも、明けてしまえば5日後に迫ってる。1年が始まってわずか数日で仕事するだなんて信じられない。いやだいやだ。来年はこんな思いをしなくてすむように今年の目標に「1月いっぱい休める仕事に就く」を加えよう。

どうせ来年の話だと思って大口叩いた1年の目標も早重荷になっている。「体重を10キロ減らす」とか言わなきゃよかった。5キロにしておけばよかった。「2020年の自分に期待」とヘラヘラ笑ってた2019年末の自分に正座させて説教してやりたい。年が変わった途端にやる気が出るなんて事が今までにありましたかと。あなたも2018年の自分に嵌められたはずなのに、なぜ年末になるとそれを忘れてしまうんですかと。

まあまて落ち着こう。まだ現実を直視するには早い。休みもあと4日ある。4日もあれば仕事のやる気も湧いてくるし、エッセイの内容だって前向きになる。体重だって減るし、何なら毎日エッセイが書ける。よし4日後の自分に期待しよう。

そんな後ろ向きな文章で始めてしまったけれど、今年もよろしくおねがいします。

七面鳥を食べる日は遠い

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既にクリスマスについて一度数日前に書いたけども、12月24日になにか書くならクリスマスについて以外あるまい、ということで今回もクリスマスについての何かしらを書こうと思う。

今のうちに書いておかないと、12月25日を過ぎると途端にクリスマスムードは完全になくなり、お正月待ちムードになってしまう。26日の朝にはクリスマスツリーはすべて片付けられ、代わりに門松が飾られ、オシャレしてイルミネーションを観に行ってた人々は家でコタツに入ってテレビを観ながらみかんを食べ始める。「おおお、お前らプレゼントが目当てだったのか!」とサンタさんも怒りに震える勢いで変わるから。

我が家の状況としては、さっきサンタさんがツリーの下に子どもたちのプレゼントを置いていたので、メインイベントは明日の朝だ。次女は「サンタさんが来る前に寝なきゃ!」といそいそと歯を磨いて早めにベッドに入った。長女もサンタの正体に気づきつつもイベントとしては楽しみにしてるらしく、次女と一緒に寝た。

クリスマスディナーは明日の夜になった。今年は次女のリクエストでチーズフォンデュがメインになるらしい。去年まではチキンメインだったが、チーズフォンデュもクリスマス感はある。私のテリーヌも忘れないでほしいと伝えておいた。

夕方みんなでテレビを観ていたらジャニーズがクリスマスソングを歌っていて、その歌詞に「七面鳥」という言葉が出てきて、そういえばアメリカではクリスマスはチキンよりも七面鳥メインだったな、と思い出した。日本で七面鳥はほぼ見かけない。サブウェイのメニューくらいでしか見たことない気がする。長女も歌詞を聞いて気になったらしく、チキンみたいなものだよと教えてあげたら、Siriで「七面鳥の画像」と検索してた。生きてる姿の写真が出てきたらしく「えっこわっ」とすぐに消してた。確かに鶏とキジとハゲタカを混ぜたような迫力ある姿をしてるからね。「七面鳥」という名前も何か確実に怖いエピソードを持ってそうな名前だ。ドン引きしてたので当分食べる機会はなさそう。

思い出しながら書いていたら遅い時間になってしまった。そういえば私もうちのサンタさんにiPad Proをお願いしていたのだった。お願いした時はガン無視されたけど、「実は用意してましたー♡」という展開が待っている可能性もあるので、明日の朝を楽しみにして寝よう。

クリスマスはシャンメリーを飲みテリーヌを食べる

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今週のお題「クリスマス」

あと数日もすればクリスマスだ。クリスマスツリーは12月に入ってすぐに出したし、なかなか欲しい物が決まらなくて密かにサンタさんを困らせていた長女のクリスマスプレゼントもようやく決まった。クリスマスを迎える準備は万端である。私は何もしてないけど。

去年までは次女が保育園児だったので、12月最初の週末は毎年保育園でクリスマスページェントという園児たちが演じるキリスト誕生劇を観て、ウルッとするのがクリスマスシーズン開始の合図みたいになっていた。それがなくなったので、今年のクリスマスは何だかサラッと始まった感じがする。

クリスマスシーズンといっても、子どもたちがクリスマスツリーを飾り付けて、学校で作ったリースを飾ったらあとはクリスマスイブの夜まで雰囲気を楽しむだけだ。ああ、そういえばクリスマス気分を毎日楽しみたいと思ってアドベントカレンダーを買おうと思ってたのにまた忘れてた。毎年忘れてる。たまたま11月末にカルディにでも行かない限り、思い出せそうにないな。

クリスマスイブの夜は自宅で子どもたちはシャンメリーを飲み、大人はスパークリングワインを飲みながらチキンを食べる。チキンはケンタッキーのカーネルバーネルが定番だったけど、子どもたちも成長してきたのでローストチキンに代わった。チキンの他にスープやテリーヌなどのクリスマスらしいメニューが並ぶ。

テリーヌは私のお気に入りメニューで、何となくクリスマスといえばテリーヌみたいなイメージがあったので妻にリクエストしたら毎年出してくれるようになった。美味しいけど何で出来てるのかさっぱり分からないところがフランス料理っぽくて好きなのだ。

Wikipediaによると、テリーヌとは「テリーヌ」という鍋と、その鍋で作られた料理のことを言うらしい。

ja.wikipedia.org

テリーヌ(フランス語:terrine テリヌ)は、フランス料理で使う、釉薬をかけたテラコッタ製の蓋付きの土鍋、あるいは壺・鉢・深皿。現在では琺瑯引きの鋳鉄製の鍋もテリーヌに含まれる。これを使った料理もテリーヌと呼ばれる。正式には容器のまま供したものだけがテリーヌ、より正確にはテリーヌ・ド・パテ(terrine de pâté)であり、型から出すとただのパテとなる。

型から出すとただのパテ。

私がテリーヌだと思ってたのは元テリーヌで現ただのパテだったらしい。いやそもそもテリーヌ鍋で作られたかどうかも分からないから、元も何もただのパテである可能性もある。

でももう何年もテリーヌって呼んじゃってるし、妻ともテリーヌという呼び名で認識合わせちゃってるから、今後もテリーヌ(ただのパテ)くらいで呼ばせてもらいたい。

ああ、クリスマスイブのテリーヌ(ただのパテ)、楽しみだなー。

わが家の年間ベストヒット曲リストを作る

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年末まで2週間ちょっとになり、考えることは休みに入ってからのことばかり。ますます仕事に身が入らない。

昨日は帰省時の長距離ドライブで聴くためのCDを作った。実家まで5〜6時間程かかるので、色々と暇をつぶすための物が必要なのだ。

年末、特に休みの初日で移動する人が多い時はラジオで1日中その年のベストヒットランキングを聴けるようになってくれないだろうか。そうすればCDを用意しなくても良いし、年間総合ベスト100とかをラジオの紅白歌合戦みたいな感じで流してくれたら、家族で「この曲知ってる!」「あったあった!」とわいわい年末感を楽しみながら帰れると思う。

うちは例年、元々持ってる音楽CDをかけたり、ポータブルDVDプレイヤーを車に持ち込んでジブリ作品を流したりしている。しかし今年は我が家の音楽熱が高まっており、子どもたちも「新しい音楽が聴きたい、歌いたい」というムードになっているので新しくCDを作ることにした。

子どもたちは今年になって家で音楽を聴くようになった。お絵描きしたり何か作ったりしている時に音楽が流れていると捗ることに気づいたらしい。Spotifyにそれぞれのお気に入りプレイリストができている。

そんなわけで作ったのが「わが家のベストヒット曲2019」CDである。

出来上がったCDのラベルにもタイトルをババーンと書いておいたら、後で妻に「このタイトル、クソダサい」と罵られた。義姉に観られた時に恥ずかしい思いをしたらしい。

プレイリスト

タイトルはさておき、我わが家のベストヒットなので、妻や子どもたちにも曲をリクエストしてもらい、足りない分は私の趣味で追加してプレイリストを作り上げた。

作ったプレイリストがこちら:

  1. Pretender (Official髭男dism)
  2. イエスタデイ (Official髭男dism)
  3. 宿命 (Official髭男dism)
  4. Lemon (米津玄師)
  5. 優しいあの子 (スピッツ)
  6. マリーゴールド (あいみょん)
  7. ハルノヒ (あいみょん)
  8. 恋 (星野源)
  9. ドラえもん (星野源)
  10. キセキ (GReeeeN)
  11. にじいろ (絢香)
  12. 365日の紙飛行機 (AKB48)
  13. 新宝島 (サカナクション)
  14. 最後の将軍 feat. 森の石松さん (レキシ)
  15. Best Friend (Kiroro)

2019のベストと言いつつ、2019年の曲が4曲ぐらいしか入っていない。今回が初のベストヒット集作成になるため、リクエスト範囲には子どもたちが生まれてから今年までに聴いた曲がすべて含まれているのだ。2020年版では改善されているはず。

小1の次女のリクエストを含んでいるにも関わらず子供向けの曲が「ドラえもん」くらいしか入っていないが、どうやら小学校の昼休みに最新の曲が放送で流れていてそちらに好みが移っているらしい。今どきの小学生は「Pretender」だって歌えるのだ。小1が「好きだって無責任に言えたらいいな〜♪」と歌っているのはなんかシュールだけども。

こないだまでテレビで流れる度に踊り狂っていた「パプリカ」とか「おしり探偵のテーマ曲」は「もう飽きた」ということでリクエストに入らなかった。うちの若者の流行り廃りはシビアだ。

後日談

「わが家のベストヒット曲2019」の選曲は好評で、帰省中の車中ではずっとリピートで流れていた。家族全員髭男歌えるんじゃないか、というくらいしつこく流れていた。

ともあれ家族でその年を振り返りながら選曲してCDを作るのはなかなか楽しい作業だった。2020年版も作ることになりそうだ。

うちの子はカルピスに食いつかない

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わが子と言えども、喜ばせるのはそうかんたんではない。良かれと思ってしたことは喜ばれず、これは興味ないだろうな、ということに興味を持たれる。先日子どもが学校から帰ってきてカルピスを出してあげた時の反応を見てそんなことを思った。

私の中でカルピスはオレンジジュースやスポーツドリンクとは一線を画する特別感のある飲み物だ。お弁当がサンドイッチの時に水筒にお茶じゃなくてカルピスが入ってた時は「な...水筒にカルピスだと...なんという天才的発想...!!」だと思うし、学校から帰った時にカルピスが出てきたらそれだけで「今日はちょっと良いことがあった」と思える。のどが渇いているとか乾いていないとか、気分が乗るとか乗らないとか、そんなことすべて関係なく「カルピスだー!」と飛びついてゴクゴク飲むものなのだ。

だから学校から帰ってきて目の前にカルピスの入ったコップが出されたら、小学生なら10人中10人が大喜びで飛びついて飲むものと思っていた。

なのにうちの子の反応と言ったら。そんな特別な飲み物カルピスが目の前に出したというのに「あ、今日はカルピスか」ぐらいの感じだ。反応が薄い。飛びついて飲むこともせず、先にカバンを片付けたり給食セットを台所に出したりして他にやることがなくなってからようやく口をつける。

ズズッと飲んで「うん、ちょうどいい」。

お茶か。お茶と同じレベルの反応か。ちょうどいいってなんだ。濃さの話か。

こないだココアを出した時は、結構喜んでいたのに。なぜ今日のカルピスには飛びつかないのか。

レアリティの問題か?

うちの子たちはカルピスに慣れすぎてしまったのか。確かにスーパーに行けばペットボトルで売ってるし、マンゴー味とか巨峰味とか、カルピスソーダとか濃い味とかバラエティに富んだ味が楽しめる。自分が子供の頃のように家で作ってもらわないと飲めないわけではないのだ。

www.calpis.info

そして1年中飲めるカルピスに対して、今しか飲めないホットココアは強い。自分でも冬のココアの魅力についてエッセイに書いたくらいなのでよく分かる。

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冬のココアにはカルピスに匹敵する魅力がある。冬の飲み物と言えばココアかホットカルピスか、というレベルである。そうかカルピスをホットにすればよかったのか。

親と子の駆け引きの問題だ

いや視点を変えよう。これはきっとカルピスかココアかという問題ではなく、親と子の駆け引きの問題なのだ。

もしやこちらが「どうだ、飲みたいだろう?ほれほれ喜ぶがいい」という感じでカルピスを出したのがいけなかったのではないか。以前ココアを飲んで喜んだ時は、テレビのコマーシャルで羽生結弦がホットチョコレートを作っているのを見て、子どもたちの方から「飲みたい」というリクエストがあった。先に「飲みたい」という気持ちがあり、その気持ちが残っているうちにココアが出てきたから喜んだのだ。欲求が生まれる前に解決策を出してはいけないのだ。

あらかじめ自分用のカルピスを用意しておき、それを学校から帰ってきた子どもたちの前でさりげなく飲み、「おいし...」とつぶやく。その姿を見ることで子どもたちの中に「な...パパが一人で美味しいものを飲んでいる...飲みたい!!」と欲求が生まれる。そこで初めてカルピスを提供すれば、きっと飛びつくように飲むだろう。

いやどれだけカルピス飲ませたいんだ。自分にとって特別な飲み物への反応が薄かったから意地になってしまったわ。

自転車で実家周辺再発見の旅、の計画

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まだ12月に入ったところだけど私の気持ちはすっかり年末年始の休暇に向いている。仕事はまた来年頑張ろう、と早くも忘年モードである。

年末年始は実家に帰る予定にしている。実家に帰れば子どもたちの相手は両親や姪っ子たちが喜んで引き受けてくれるので、割と自由に過ごすことができる。家のコタツでネコと戯れてもいいし、どこかに一人で出かけてもいい。

子どもたちも以前は実家に帰ると久しぶりに会う祖父母やいとこのお姉さんたちに人見知りしてしばらく親から離れなかったのに、今では慣れたものですぐ遊び始める。子どもたちが大きくなるほど親は自由になっていく。今後が楽しみだ。

そんなわけで基本はコタツでネコと戯れつつだらだらする予定だ。

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なのだけど、ずっと戯れていてはネコちゃんにも飽きられそうなので、一応他にもやろうと計画していることがある。

その一つがサイクリングだ。今年は私史上空前の自転車ブームが来ているので、この自由な時間を利用して実家周辺のエリアを走りまくってやろうと計画している。3ヶ月間サイクリングマシーンで鍛えられた脚力が遺憾なく発揮されるはずだ。

こういう時のために夏にミニベロを購入して車に積んである。ミニベロとはスポーツ用の小径自転車で、今回買ったダホンのミニベロはコンパクトに折りたたんで車のトランクに入れておくことができる。つまりたとえ長距離を自転車で走る体力がなくとも、走りたい所に車で移動してから自転車に乗り換えれば、手軽にいつもとちがうエリアのサイクリングを楽しめてしまうのだ。

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見知った場所でも移動手段が変わればちがう楽しみ方ができるものだ。車ではすぐに通り過ぎてしまい、歩くには広すぎるエリアでも自転車なら程良い時間で楽しむことができたりする。

実家周辺なら、「小学生時代の思い出巡り」なんて良いコースになりそうだ。当時の風景に思いを馳せつつ小学校までの通学路を走り、小学校を見て自分の小学生時代を思い出し、当時通ってた書店や駄菓子屋さんが潰れて別の店になってるのを発見して時の流れを感じる。楽しそうだ。そうやって知っている場所を巡るだけでも今は忘れている小学生当時の記憶が蘇り、新たな刺激を受けることができるだろうと思う。

もちろん運動にもなる。これも自転車の良いところだ。とりあえず面白そうな事を求めて走り回れば、結果的に面白い発見がなかったとしても最低限「運動になった」という結果は残るのだ。ついでになにか刺激的なものが見つかれば「楽しかった」「おいしかった」もついてくる。

案外旅行だって「主目的を運動」にして「食事・観光はついで」にすればハードルが下がって色々な場所を楽しめるのではないか。普通なら「ただの田舎じゃねーか」と思うような場所でも「この旅は○○キロ歩くのが目的ですが、途中で良い景色が見られるかもしれません」くらいのテーマにしておけば、「ダイエットになった上に良い景色を見ることができた、運動の後の温泉と食事サイコー!」と大満足して帰れるんじゃないか。

そう考えると今体重を減らすために運動を必要としている自分はとても楽しむためのハードルが低い状態になっているのかもしれない。「運動になる」という条件さえ満たされれば、それにちょっとした楽しみを加えるだけで喜べるわけだ。

年明け後の追記

こんな感じで自転車で走り回る気満々で実家に帰ったのだけど、結局一度も自転車に乗らなかった。冬に自転車で外を走るのは寒いということをすっかり忘れていた。

この計画はゴールデンウィークに延期したい。

家にホワイトボードを置いてみたら

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「家にホワイトボードがあれば、子どもたちが予定を書き込んだり、やることを管理したりして、何かしらマネジメント力的なものが身につく気がする。」

そんなふんわりした期待をもって買いました、ホワイトボード。A4サイズよりちょっと大きいぐらいのもので、黒赤青3色のマーカーとイレーサー(ホワイトボード消し)とセットで300円です。

リビングの廊下に出るドアの隣の、自分たちの部屋に行く時や外出する時に目につく場所に置いています。

子どもたちは最初学校にある黒板のミニ版みたいな感覚で捉えていたようで、人形を前に並べて、自分は先生になってホワイトボードに問題を書いて解説する学校ごっこをしてました。想定していた使い方とはちがいますが、なかなか可愛いことを思いつきます。

クイズ番組のフリップのように宿題の答えを書いてみたり、お絵描きしてみたり、案外興味を持って新たな使い方を模索しているようです。

こないだ見たら

「れいぞうこのおやつ、食べてね by ママ」

「はーい (^o^)」

と仕事に行く前の妻と学校から帰った次女の間の大変癒やされるやりとりが残っていました。ついにLINE風の非同期コミュニケーションが取れる段階に入ったようです。メッセージの隣には似顔絵やかわいい動物の絵が書いてあって、1年生にして既に顔文字を使いこなす素養が現れてます。

今日また見たらチェックリストのようなものが書かれていました。ようやく本来期待していた使い方に到達したようです。

何のチェックリストかな、と見てみると日曜から土曜までの曜日が書いてあり、日曜から火曜までがチェックされています。タイトルは「こたつまであと4日」。妻との「1週間食事をこぼさなかったらこたつを許可する」という取り決めの進行状況を記録しているようです。こたつゲットへの意欲を感じます。

ホワイトボードを置いておくだけで案外色んな使い方をしてくれるものですね。買って良かったです。

気づいてないことに気づいた時、人はダメージを喰らう

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休日の夕方、皇室のニュースをテレビで見たときのやりとりです。

私「最近の皇室は忙しいですなー」

妻「なんかイヤだ」

「え?」

「ですなー、がマンガみたいな言い方でイヤだ」

おおお、オタクっぽかった?

というか「ですなー」なんて言ってた?

妻はたまにこんな感じで私の言動や格好の気に入らない点を指摘します。その指摘は鋭く、不意打ちで来るのでぐさりと突き刺さります。そしてそれは常に正しく、指摘してくれたことを深く感謝すべきものです。

しかしその指摘は時に私に大ダメージを与えます。

ヨレヨレの服を着ている時だったり、髪に寝癖がついてる時だったり。そういう時はまだ良いのです。ありがとう、気づかなかったわーで終わりです。

今回の話し方のような「私はこんなことしませんけど?」と思ってることをしてたと気付かされる時、これが痛いです。キリリと大人な雰囲気でニュースに言及したつもりが「こいつ変な話し方してんな」と思われていたと知った時のダメージったらありません。

まあそれでも指摘してもらえるのはありがたい話なのです。言われなかったらずっと気づかないままでいるわけですからね。これまで数多くの指摘を受け、ダメージを食らったり自分の言動のおかしさに慄いたりしながらも、おかげで徐々にまともな人間に近づいている感覚はあります。妻には「まだまだおかしいよ」と否定されるかもしれませんけどね。

それにしても、気づかないというのは恐ろしいものです。さっきお風呂場に入った時に「さむいですなー」と独り言を言って、しばらくしてから「...ほ、ほんとに言ってる!」と一人のけぞりました。

行きつけの本屋はこうしてできる

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土曜の朝食後、みんなでのんびりしていたら、タブレットで動画を観ていた長女が

「なんだってー!」

と声を上げました。

何事かと聞いてみると、毎月3日に発売される「りぼん」がどうやら今回は4日も早い今日発売されるらしく、それを動画で知ってびっくりしたみたいです。

長女は「りぼん」発売日を毎回楽しみにしていて「あと5日♪」とカウントダウンしていたのですが、肝心の「次号発売日」は見てなかったようです。親に似て詰めが甘いですね!

「ど、どうしよう?」

長女が私に答えを求めてきます。ここはしっかり気持ちが分かっているというところを見せておきましょう。

「落ち着いて、予定通り3日に買ったら?」

「待てないー!売ってるの知ってて待てるかー!」

求めている答えではなかったようです。

仕方ないので本屋に向います。

行き先は歩いて5分くらいのところにある本屋さんです。

小学校の近くの小さな商店街にある児童本専門の本屋さんで、菓子パンも売っています。お店の前にはベンチとテーブルがあって、その前が自転車やスケボーで遊べるちょっとした広場になっているので、小学生が集まる人気のお店になっています。店主夫婦も優しくて気さくに話しかけてくれる、子どもたちだけで行っても安心のお店です。

「りぼん」はすぐに見つかり、長女もホクホク顔です。

レジで支払いを終えると、店主が「ちょっと待っててや!」と言って奥に行き、小さな箱を2つ持って帰ってきて長女と一緒についてきていた次女にそれぞれ手渡します。どうやら前月分の雑誌の余った付録があったようで、それをくれたようです。なんて親切なのでしょう。お礼を言って、さらにホクホク顔になった二人と店を出ました。

これはまた来月もここで買わないといけません。それにしても、雑誌の付録だけ余るなんてことがあるんですね。本体の雑誌はどこに行ったのでしょう。

りぼん 2020年1月号 電子版 りぼん電子版

りぼん 2020年1月号 電子版 りぼん電子版

  • 作者:りぼん編集部
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/12/03
  • メディア: Kindle版

キノコはうまいがクセが強い

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何か秋冬らしい話題を、ということで今日は「キノコ」の話にしましょう。

キノコって子どもにとって割とハードルが高い食材なのですかね。うちの子は二人ともキノコがあまり得意ではありません。長女は基本食べようとしませんし、次女は味噌汁に入ったなめこしか食べません。なめこはキノコの中でもさらにハードルが高い気がするのですが...。

何となく気持ちは分かるのです。

キノコは見た目が独特で、カサの裏のビラビラなんか食べたらヤバそうな雰囲気がありますしね。特にしいたけやマッシュルームはサイズが大きめでビラビラがより目立つので、初めて見た時の状態によっては食わず嫌いになってしまうのもしかたありません。

まあ食べてみれば大変おいしいものですので、そのうち見た目を乗り越えて、その美味しさに気づいてくれることと思います。

キノコの良いところに目を向けてみましょう。

キノコの食材としての良いところは、やはりあの香りと歯ごたえですね。えのきなりマッシュルームなりしめじなりをバター醤油で炒めた時の香りは大変食欲をそそります。歯ごたえはキノコの種類ごとにちがって、エリンギならコリコリ、マッシュルームならサクサク、えのきの束ならモリモリ、いやボリボリ、いやモルボル...表現が難しいですがそれぞれちがう食感が楽しめるのが楽しいのです。

私は特にマッシュルームと舞茸が好きです。どちらも香りが強くて、少し含まれているだけで料理自体の香りが良くなります。

マッシュルームは見た目からして魅力的ですね。クリボーみたい...というのが褒めてることになるのか分かりませんが、ちょうど良い大きさでパクっと食べられるあの形が良いのです。そういえばまるごとのマッシュルームってあまり食べる機会がない気がします。居酒屋で食べるアヒージョくらいですかね。

舞茸は天ぷらか素揚げの形で食べるのが多い印象があります。炒めただけでは歯ごたえが弱いんですかね。舞茸天はそのままだと結構油っこいので、食べる時はだいたいうどんに入れて、しなしなになったものを食べます。西梅田で働いてた頃は梅田駅前ビルの「踊るうどん」というお店で「肉舞茸天温玉うどん」を気に入ってよく食べてました。

皿うどんなんかにたまに入ってる「きくらげ」もある意味、私の中で特別なキノコになっています。

きくらげは確かにキノコの一種なのですが、小学生だか中学生だかで初めて食べた時からしばらくの間、くらげの一種だと信じていました。なので今さら「私はキノコだ」と言われても受け入れられないのです。そもそも見た目がキノコとしておかしいと思うのです。舞茸もキノコの亜種みたいな感じはありますが、きくらげの見た目はさらに私のキノコ感から外れていて、海の生物にしか見えません。

じゃあ食べないのか!と言われるとそんなこともなく、「あ、きくらげだ」と喜んで食べてますけどね。キノコとはともかく、様々な顔を持ち、それが人に様々な感情を引き起こさせる、ということなのでしょう。

適当なことを言いましたが、キノコは大好きだ、という話でした。